コーダーの聖地「TopCoder Open」で日本人が2部門制覇

» 2010年10月19日 11時33分 公開
[西尾泰三,ITmedia]

日本最強のアルゴリズマーたち、世界をうならせる

 プログラミングコンテストを企画・運営する米TopCoderは10月15日、コンピュータ・プログラミングと創造的設計のトーナメントである「2010 TopCoder Open」で、日本人が2部門を制したことを発表した。

おめでとう 左から高橋氏、岩田氏、副島氏。3名ともすばらしい成績で世界を驚かせた(Photo by Yuto Takei)

 TopCoderでは、さまざまなジャンルのコンテストが開催されており、例えばAlgorithm部門では、ほぼ毎週のようにSRM(Single Round Match)が開催されている。TopCoder Open(TCO)は、年に一度開催されるトーナメント制の大会で、オンラインで行われる数回の予選を経て、米国ラスベガスで開催される決勝戦に参加できる。TopCoderで日々しのぎを削る世界中のコーダーたちの中でも、特に優れた者だけが参加を許されるコーダーの聖域ともいえる大会。

 今回のTopCoder Openに日本人としてラスベガスの地に立ったのは3人。ITmediaの人気連載「最強最速アルゴリズマー養成講座」の著者であり、Microsoftが主催するImagine Cup 2008アルゴリズム部門で世界第3位となった慶應義塾大学の高橋直大氏(chokudai)、Googleが主催するプログラミングコンテスト「Google Code Jam 2009」で3位に入賞し、「プログラミングコンテストチャレンジブック」の共著などでも知られる東京大学の岩田陽一氏(wata_orz)、そして2007年の国際数学オリンピックで金メダルを獲得した東京大学の副島真氏(rng_58)だ。

 TCOでは、「Algorithm」「Design」「Development」「Marathon」「Mod Dash」「Studio Design」の6部門が用意されており、岩田氏はMarathon部門Algorithm部門の両部門に、高橋氏はMarathon部門に、副島氏はAlgorithm部門に参戦していた。

 Marathon部門では、コンテスト終了時の暫定順位では高橋氏が首位だったが、最終的には岩田氏が逆転、岩田氏と高橋氏で上位を独占した。Algorithm部門では、岩田氏がセミファイナルで脱落したが、副島氏がファイナルに進出、その勢いを持続し、Algorithm部門を制した。

Marathon部門の最終スコア。岩田氏と高橋氏のスコアは微差だった

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月05日 更新
  1. アキバの一部ショップでHDD購入制限の動き――大容量モデルを中心に品薄感 (2026年04月04日)
  2. 迷走の5年間を経て――MicrosoftがWindows 11の“不都合な真実”を認め、改善を宣言した背景 (2026年04月01日)
  3. デジタル化もできるレコードプレーヤー「オーディオテクニカ AT-LP120XBT-USB」が20%オフの4万4000円に (2026年04月03日)
  4. 安いMacは「使えない」? MacBook Neo 8GBモデルで試す、後悔しないための活用術と注意点 (2026年04月02日)
  5. Windows 11(24H2/25H2)の3月オプション更新でインストールできないトラブル 「帯域外更新」で対処 (2026年04月02日)
  6. 3COINSで880円の「3D構造マウスクッション」を試す 通気性抜群、これはトラックボールや分割キーボードに適したリストレストかも (2026年04月03日)
  7. メモリ高騰でRaspberry Piが再値上げ/Adobe CCがユーザーに無断でhostsファイルを書き換え? (2026年04月05日)
  8. 視野2.4倍に拡大したオートフォーカスアイウェア「ViXion2」を試す 近視と老眼の悩みを一気に解消、11万円の価値はあるか? (2026年04月03日)
  9. 広いデスクを隅々まで照らして目の負担を抑える「BenQ ScreenBar Pro」が10%オフの1万7910円に (2026年04月03日)
  10. 液晶なのにE Ink風? 約10万円の価値はある? TCLの異色電子ノート「Note A1 NXTPAPER」徹底レビュー (2026年04月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年