「webOSですべてをつなげていく」――HPの新ビジョン“The Connected Life”:A New HP World(2/2 ページ)

» 2011年02月24日 12時00分 公開
[後藤治,ITmedia]
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「HP CoolSense Technology」や「Beats Audio」を搭載

HP CoolSense Technology

 このほか、「A New HP World」では、2011年春に投入する新製品の技術的なトピックも紹介された。まず1つめは「HP CoolSense Technology」と呼ばれるノートPCの冷却機構。ノートPCに内蔵される6軸加速度センサーでPCの状態を検知する仕組みで、例えばユーザーがひざの上に置いてPCを使っているときは自動的に冷却優先にするといったように、使用状況に応じて最適な冷却設定に切り替わる。

 また、ユーザー体験を向上させるものとして、「HP TouchSmart Consumer PC」に搭載される最新UI「TouchSmart 4.0」と「Beats Audio」も紹介された。TouchSmart 4.0では、FacebookやTwitter、WebcamなどからPCにタッチ対応アプリケーションを追加できるようになり、「非常に没入感の高いユーザーインタフェースで、6才の子どものようにテクノロジーに詳しくなくてもより直感的にすぐに扱える」という。Beats Audioは、ヒップホップミュージシャンのDr. Dre(ドクター・ドレー)が手がけたもので、独自チューニングによるデジタルシグナルプロセッシングを採用し、音源圧縮時に失われがちな迫力のある重低音が特徴。すでに「HP ENVY14 Beats Edition」で知られた技術だが、新たに「HP Pavilion dv6/dv7」と「HP TouchSmart Consumer PC」にも搭載される。特にHP Pavilion dv6/dv7では独自チューニングされた内蔵4チャンネルスピーカーを装備しており、HPトリプルバスリフレックスサブウーファとあわせて、「アーティストが聴かせたい音を聴かせられる」情感豊かな音質を実現したという。

 今回のイベントで披露された個人向けPCおよびディスプレイは以下の6製品。

 天板とパームレストにアルミ素材を用いたハイエンドノートPC「HP Pavilion dv7」と同「dv6」は、先日国内発表された春モデルと比較してCPUの選択肢が増えている。具体的には、Core i3-2310M(2.1GHz)/Core i5-2410M(2.3GHz/最大2.9GHz)/Intel Core i5-2520M(2.5GHz/最大3.2GHz)、Core i5-2540M(2.6GHz/最大3.3GHz)/Core i7-2620M(2.7GHz/最大3.4GHz)が加わった。また、グラフィックス機能も、CPU統合型のIntel HD Graphics 3000のほか、Radeon HD 6770M(1Gバイト)とRadeon HD 6490M(1Gバイト)を選択できる。本体サイズは、dv6が378(幅)×246.8(奥行き)×31.1ミリ〜35.2ミリ、重量は約2.54キロ(6セルバッテリー搭載時)。dv7は416(幅)×275(奥行き)×31.6ミリ〜36ミリ、重量約3.05キロ(6セルバッテリー搭載時)。価格はdv6が799米ドル、dv7が899米ドルからでともに3月下旬からアジアパシフィック向け(ただし日本は含まない)に出荷される見込み。

 格子状のインプリントデザインが特徴的な14型ワイド(1366×768ドット)ノートPC「HP Pavilion dv4」は、資料によれば最新モデルでSandy Bridge世代に移行し、Core i3/i5/i7を選択できるとされている。また、GPUもAMD Radeon 6750Mに強化されるようだ(ただし、現在公開されているスペックシートでは、Intel HM55 Expressチップセットベースのシステムになっており詳細は不明)。本体重量は約2.2キロ、6セルバッテリーで約6時間の駆動が行えるという。価格は749米ドルで、発売時期は3月中旬。

 一方、「HP Pavilion g6」と「同g4」も同様に、従来のBTOオプションにCore i3-2310M(2.1GHz)/Core i5-2410M(2.3GHz/最大2.9GHz)/Intel Core i5-2520M(2.5GHz/最大3.2GHz)、Core i5-2540M(2.6GHz/最大3.3GHz)/Core i7-2620M(2.7GHz/最大3.4GHz)が追加されている。搭載CPUに応じて、チップセットはIntel HM55 ExpressもしくはIntel HM65 Expressが採用される。グラフィックスは、Intel HD Graphics 3000、Radeon HD 6470M(512Mバイト/1Gバイト)の3種類。液晶ディスプレイは、g6が15.6型ワイド(1366×768ドット)、g4が14型ワイド(1366×768ドット)だ。本体サイズと重量は、g6が374(幅)×245(奥行き)×30.5〜36.3(高さ)ミリ/約2.5キロ、g4が341(幅)×231(奥行き)×30〜35.6(高さ)ミリ/約2.2キロ。カラーバリエーションとして、チャコールグレーとソノマレッドの2色が用意される。

 このほか、液晶一体型デスクトップPCとして、新しい「HP TouchSmart Consumer PC」も登場した。ディスプレイ部分が最大60度傾斜する機構を取り入れたユニークなモデルで、画面をタッチする際の人間工学的な負荷を軽減し、より自然かつ直感的に扱えるという。また、厚さ1センチを切る23型ワイドの薄型液晶「HP x2310 Micro Tnin LEDモニター」も展示されていた。

「HP Pavilion dv7」(写真=左)。「HP TouchSmart Consumer PC」(写真=中央)。「HP x2310 Micro Tnin LEDモニター」(写真=右)

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