レビュー
» 2010年10月20日 11時00分 公開

「HP ENVY14 Beats Edition」を味わう――“羨望”という名のノートPCPCとHip-Hopの融合(1/4 ページ)

思わず「いい音色だろ?」とか「これは、いいものだ!」とか自慢したくなるほど、音と外観にこだわったプレミアムノートPCが日本HPから登場。しかも、意外に安い。

[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]
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HPのプレミアムブランドが上陸、その名も「ENVY」

HP ENVYブランドの日本上陸第1弾モデル「HP ENVY14 Beats Edition」

 日本ヒューレット・パッカードの個人向けプレミアムブランド「HP ENVY」が日本に初上陸した。HP G SeriesやHP Pavilionシリーズの上位に位置付けられており、デザイン、パフォーマンス、エンターテインメント、ユーザビリティ、どの要素も妥協しない「人々が羨望(せんぼう)する最上級のノートPC」をコンセプトに掲げる。

 日本上陸第1弾モデルの「HP ENVY14 Beats Edition」は、著名なヒップホップミュージシャン/音楽プロデューサーであるDr. Dre(ドクター・ドレー)がプロデュースするオーディオブランド「Beats Audio」のシグネチャーモデルだ。Dr. Dreはエミネムのメジャーデビューアルバムをプロデュースするなどの実績があり、日本でもヒップホップを聴くなら耳にしたことがある名前だろう。

 Audioブランドとのコラボレーションということで、サウンド機能に強くこだわっているほか、本体のデザインだけでなく化粧箱やソフトウェアまで含めてデザインコンセプトを徹底し、所有欲を満足させるプレミアムモデルに仕上げている。

 製品ラインアップは量販店モデルと、同社の直販サイトからオーダーできるHP Directplusモデルの2種類がある。ここでは量販店モデル(XR721PA-AAAA)をチェックしていこう。

シグネチャーモデルならではのプレミアムなビジュアル

 Beats Audioとのシグネチャーモデルということで、デザインにはひときわ力が入っている。エッジに丸みを持たせたシンプルなフォルムで、カラーリングはブラックを基調にしつつ、側面にメタリックシルバーを採用。マグネシウム合金の天面にはBeats Audioのロゴをレッドで大胆にあしらっているほか、キーボードのバックライトや端子部分のプリントなどもレッドで統一し、Beats Audioブランドのイメージを表現している。

 また、バッテリーやライセンスシールなどは底面の着脱可能なカバー内に収めるなど、底面のデザインにも配慮しつつ、使い勝手を損なわない工夫が見られる。さらに、キーボード周辺やパームレスト、底面にはしっとりとしたラバーコーティングが施されており、見た目の印象だけでなく、手触りも高級感たっぷりだ。ロワーボディにアルミニウム素材を用いて、強度にも配慮した。

天面はBeats Audioのロゴが目立つ。左下にHPのロゴがさりげなくブラックで配置されている
エッジに丸みを持たせたフォルム。光学ドライブはスロットイン式だ
パームレストはラバーコーティングでしっとりした手触りに仕上がっている

 ボディのサイズは356(幅)×237(奥行き)×30.5〜32.5(高さ)ミリで、重量は約2.62キロ。実測では2.579キロと公称値より少し軽かった。底面カバー内に収納されているリチウムイオンバッテリーの容量は59ワットアワー(14.8ボルト 3800mAh)で、公称のバッテリー駆動時間は約6時間となっている。

 オプションとして、底面に装着する座布団型のスリムバッテリー(62ワットアワー)が用意されており、それを装着すると公称13時間の駆動が可能になる。この状態での実測重量は3.454キロだった。さすがにこの重さで頻繁に持ち運ぶのは難しいが、短期間の旅行や出張にACアダプタを持ち歩かないで済むなど、長時間駆動できるオプションが用意されているのは心強い。

 ACアダプタもサイズが58(幅)×138(奥行き)×17〜23(高さ)ミリ、重量が約402グラム(電源ケーブル込み)とスリムなものが付属する。電源ケーブルは3ピン仕様で少しかさばるので、持ち運ぶ機会があれば、コンセントに直接つなげられる付属のウォールマウントアダプタを使うといいだろう。このACアダプタにはUSBポート(電力供給専用)が搭載されており、ポータブル音楽プレーヤーなどの充電用に便利だ。

底面のデザインもすっきりまとまっている。バッテリーはカバー内に収まっている
付属のACアダプタはスリムタイプで給電専用USBポートも備えている

オプションとして、底面に装着する座布団型のスリムバッテリーが用意されている
スリムバッテリーを装着した様子。手前にはバッテリー残量を確認できるインジケータがある
スリムバッテリーを装着すると、底面の厚みが増す。この状態での実測重量は3454グラムだった

専用デスクトップテーマなど所有欲を満たす演出が満載

化粧箱やスリーブケース、マニュアル類にもBeats Audioのロゴがあしらわれている

 シグネチャーモデルならではの演出は、化粧箱やソフトウェアなどパッケージング全体におよぶ。マイクロファイバー製のスリーブケースや専用SDメモリーカード(2Gバイト)が付属し、ENVYとBeats Audioのロゴが入った厚手の専用ボックスに収められている。これらの付属品はマニュアルも含めてすべてデザインイメージが統一されている。Dr. DreやBeats Audioのファンにはたまらない演出だろう。

 さらにソフトウェア面では、専用のデスクトップテーマがプリインストールされており、壁紙のほか、スタートメニューやアイコン、ボタン、バーなどに至るまで、クールな専用のデザインが用意されている。

 デスクトップアイコンの配置もカスタマイズされており、デスクトップ上でダブルクリックするだけで表示/非表示を切り替えることができ、使い勝手を損なわずに、壁紙のデザインも楽しめる。通常のWindows 7のデスクトップとはひと味もふた味も違ったイメージにまとまっており、Beats Audioの世界にどっぷりと浸れるだろう。

 なお、デスクトップテーマは「Stardock MyColors」、アイコン配置は「Stardock Fences Pro」というアプリケーションでそれぞれ管理されており、アイコンの配置などは自分でさらにアレンジすることも可能だ。

Beats Audio Editionオリジナルのデスクトップテーマが用意されている。壁紙だけでなくスタートメニュー、バーやボタン、アイコンなども専用のものだ

用意されている壁紙は3種類。デスクトップアイコンは、デスクトップ上でダブルクリックすることで表示/非表示が切り替わる

アイコンのカスタマイズは、Stardockの「Fences Pro」というアプリケーションが受け持つ。レイアウトのほか、アイコンにマウスを重ねた場合の表示方法などが設定できる。ダブルクリックによる表示/非表示の切り替えもこれで行われている

デスクトップテーマは、プリインストールされている「Stardock MyColors Notebook Desktop Themes」で管理されている

プリインストールされている「Stardock Logon Studio」では、Windowsのログオン画面をカスタマイズできる。カスタマイズする画面データをオンラインで取得することも可能だ

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