タブレット用ゲームも盛り上がれ!――“ゲーセン風”のスペースインベーダーが登場TGS2011(2/2 ページ)

» 2011年09月17日 00時05分 公開
[池田憲弘,ITmedia]
前のページへ 1|2       

「黒ひげ」で幅広いユーザーにアプローチ

 タカラトミーエンタメディアは黒ひげ危機一髪をモチーフにしたiPhone/iPad用アプリ「黒ひげキャッチ危機一発」を展示している。ナイフを差して、飛び出した「黒ひげ」を端末を傾けながらキャッチするゲームだ。

photophoto 黒ひげ危機一髪をモチーフにしたiPadアプリ「黒ひげキャッチ危機一発」

 アプリ自体は無料だが、使えるナイフの本数に制限があり(最初は40本)、ナイフが課金アイテムとなっている(50本で85円、まとめ買いをすると安くなる)。ナイフの本数は時間経過で増加するので、ごく短時間のプレイならば無料でできるとしている。

photophoto 飛んでいった黒ひげをキャッチする(写真=左)。ナイフに課金する仕組みだ(写真=右)

iPadのカメラ機能を活用

 アールフォース・エンターテイメントのブースには、AR(拡張現実)を使ったiOS/Android用アプリ「ペン・セーバー」が参考出展で展示されている。画面の前にペンなど棒状のものをかざし、iPadのカメラが認識すると、ライトセーバー風の剣が画面内に出現する。棒を左右に振ると、画面内のライトセーバーも左右に動く仕組みとなっている。

photophoto 画面の前にペンなど棒状のものをかざすと、剣が現れる。腕でも認識する

 棒状のものならば大体認識するので、自分の腕をかざしても認識する。この技術が進めば、KinectのようにiPadの前で体を動かして遊ぶゲームが今後出てくるかもしれない。このアプリは開発中のもので、今後ARを使ったアプリを作るための試作品という位置づけだとしている。

 東京ゲームショウ2011の会場では、このほかにも、さまざまなタブレット向けゲームが体験できる。コンシューマー用のゲームから移植したゲームもタブレット用にUIを一新しており、今後はタッチ機能やカメラなど、タブレットの機能や特長を生かしたゲームが増えていくと考えられる。会場に足を運んで、実際に遊んでみるとタブレットゲームの未来を感じることができるかもしれない。

photophoto アーケードゲームのjubeatのiPadアプリ
photophoto “桃鉄”やノベルゲーム「428 〜封鎖された渋谷で〜」も展示されている
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月15日 更新
  1. メモリは64GBキットを断念する空気感――128GBは何と20万円前後に (2025年12月13日)
  2. 相次ぐPC向けメモリ/ストレージ価格の“高騰” 台湾・台北は日本と比べてどうか調べてきた (2025年12月12日)
  3. マウスコンピューターが「パソコンは早めに買って」とアナウンス Webサイトは接続困難に (2025年12月11日)
  4. Pebbleのスマートリング「Index 01」受注スタート/GoogleがXR向けOS「Android XR」採用のAIグラスを2026年に発売 (2025年12月14日)
  5. 「電卓+ギター」という発想で生まれた電子楽器「KANTAN Play Core」 インスタコード・ゆーいち氏の新作 楽譜が読めなくても“音ゲー”感覚で弾けた (2025年12月11日)
  6. スマートホーム“ガチ勢”向け「SwitchBot AIハブ」を試す 映像内の“出来事”をトリガーに家電操作できるAIカメラ実現 (2025年12月15日)
  7. 64GB構成すら“絶望”が近づく中で、CUDIMMの人気が再上昇 (2025年11月29日)
  8. 「これで年単位の品薄が確定」――“Crucial撤退ショック”のPCパーツショップ (2025年12月06日)
  9. マウス、Intel N150を搭載した軽量設計の10.1型2in1タブレットPC (2025年12月11日)
  10. AMDが超解像技術「FSR」を“Redstone”にアップデート フレーム生成やレイトレーシングのパフォーマンス向上を実現 (2025年12月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー