続いて登壇したロジクール代表取締役社長の竹田芳浩氏と、カントリーポートフォリオマネージャーの佐々木史子氏が国内における製品戦略を説明した。
竹田氏は、マウスで知られるロジクールが、キーボードやWebカメラ以外にも、ゲーミングデバイスやオーディオスピーカー、タブレット端末向けのアクセサリなど幅広い製品ラインアップを展開していると紹介。また、2011年の1月から8月までを振り返り、一部のカテゴリではマイナス成長も見られた市場に対して、ロジクールは金額でも出荷台数でも順調に伸ばしたことを強調した。
現在同社は中高価格帯のマウスで高いシェアを占めているが、今後はカラーバリエーションやデザインに注力したエントリーユーザー向けのラインアップを拡充し、若い層や女性に訴求していくとした。


中高価格帯で高い人気を誇るロジクール製マウスは、主要なユーザー層の年齢が30代という。今後はこれからPCを購入する学生向けの安価なラインアップや、女性向けのカラーバリエーションなどを拡充していく(写真=左/中央)。iPad向けのキーボードなど、新しいジャンルの製品も積極的に投入する(写真=右)

ロジクールカントリーポートフォリオマネージャーの佐々木史子氏。競合他社製品に対するロジクール製マウスの優位性として、ガラス面さえ読み取れる“究極のトラッキング性能”(Darkfield技術)、安定した通信(アドバンス2.4GHz)、長電池寿命などを挙げて説明した。同社の光学技術は1981年のオプティカルから、レーザー、インビジブルLED(可視光線より短い波長の光源)、さらに消費電力の低いLEDでレーザー並みの読み取り精度を実現したLGT、そして「地球上に存在するほぼすべての表面を読み取れる」(同氏)Darkfieldと進化してきた。自社工場生産による高い品質(3年保証)や、他社を圧倒する電池性能なども特徴だ(写真=左/中央)。なお、同日M505の後継として「ロジクール ワイヤレスマウス M525」も発表された(写真=右)
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