キーワードは“融合”、見どころの多いソニー2012 International CES(3/3 ページ)

» 2012年01月11日 22時08分 公開
[小山安博,ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

 4Kへの取り組みも強化する。ソニーの4K対応デジタルシネマシステムは、すでに全世界1万館に導入されたほか、4K対応カメラも提供。家庭用としては、日本では既発売の4K対応プロジェクターを北米市場にも投入する。

4Kプロジェクターと実際に写真を表示したところ

 次世代テレビとして「Crystal LED Display」も展示した。RGBのLEDを表示画素に使用したフルHDの55型テレビで、コントラストの高さや動画応答速度の速さも特長。バックライトがないため薄型化も可能だという。展示機はプロトタイプの段階だったが、ソニーでは有機ELパネルと並行して開発を続け、製品化を目指す。

Crystal LED Displayのプロトタイプ。明るく鮮やかで、黒が締まった映像を表示していた

 デジタルカメラやビデオカメラについては、今回、コンパクトデジカメの低価格モデル3機種がリリースされただけで、あまり大きな発表はなかった。カメラの新製品発表は、2月に横浜で行われる「CP+」や9月にドイツで行われる「Photokina」をターゲットにしているようだ。

エントリー向けのサイバーショット「DSC-W610」「DSC-W620」「DSC-W650」

 このほか、「Bloggie」の新モデルとして、無線LANを内蔵した「Bloggie Live HD Camera」が発表された。「qik」のサービスを使い、Bloggie Liveで撮影している動画をリアルタイムに放映したり、動画をSNSに投稿することが可能だ。qikはリアルタイム放送中にメッセージの投稿ができるが、そのメッセージが撮影中の画面に重ねて表示される仕組みも備えている。

Bloggie Live。従来通り縦型のデザイン

撮影した動画は、指定した動画共有サービスなどに転送できる。qikを利用すればライブ配信も可能

視聴者がqikで投稿したメッセージは、Bloggie Liveの画面上に表示される

防水性能を備えた「Bloggie Sport」

 デバイス、サービス、コンテンツのコンビネーションによって「楽しさを提供する」と強調する平井氏。さまざまなデバイスで同じコンテンツを利用できる“融合”が、ソニーの戦略であることを示している。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月14日 更新
  1. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  2. 新品は絶滅、中古は高騰──「令和にMDを聞きたい」と願った筆者が、理想の再生環境を整えるまでの一部始終 (2026年03月13日)
  3. M5 Max搭載「14インチMacBook Pro」がワークステーションを過去にする 80万円超の“最強”モバイル AI PCを試す (2026年03月13日)
  4. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  5. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  6. 3万円超でも納得の完成度 VIA対応の薄型メカニカルキーボード「AirOne Pro」を試す キータッチと携帯性を妥協したくない人向け (2026年03月12日)
  7. ワコム上位機に肉薄? 10万円で18.4型4K! 高コスパ液タブ「GAOMON Pro 19」の長所と弱点 (2026年03月13日)
  8. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  9. 高音質・良好な装着感・バッテリー交換式――JBLのフラッグシップ「Quantum 950 WIRELESS」は妥協なきヘッドセットか (2026年03月12日)
  10. JBL、高機能ノイズキャンセリング機能を備えたワイヤレスヘッドフォン「JBL Live 780NC」「JBL Live 680NC」発表 (2026年03月13日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年