日本マイクロソフトは2月23日、コンシューマー製品の2012年春商戦向けキャンペーンに関する記者説明会を実施した。キャンペーンのキャッチフレーズは「はじまる、みつかる。 新生活はWindows 7 PC」となる。2011年年末商戦の「かぞくがいちばん。」キャンペーンの趣向を引き継ぎ、同社製品を活用して家族や親しい人と楽しい時間を過ごすというライフスタイルを提案する。キャンペーンサイトで活用術や事例を紹介するほか、プレゼントキャンペーンも行う。
説明会では、同社執行役ホーム&エンターテイメント事業本部リテールビジネス事業部長の五十嵐章氏が登壇し、2012年春商戦キャンペーンの概要を説明した。キャンペーン認知のため、JRの電車内や新宿駅にアイキャッチ広告を設置するほか、2012年3月24日、25日の両日に新宿駅と駅周辺の家電量販店を回遊する人力車を投入することを発表した。
続いて、2011年年末商戦で取り組んだPC売り場の改善施策について振り返った。マイクロソフトは来店者が利用しやすい店舗を作るため、対面販売コーナーを作成したり、PCの活用法を紹介するカタログを配布するなどさまざまな工夫を行っていた。
「特に対面販売コーナーの設置が有効だった。約6割の客が対面販売コーナーに最初に立ち寄ったというデータが出ている。売り場の構造が分かりやすくなったことで、PCフロアへの来客数が増加し、特に女性の数が増えた。販売員の9割が効果を実感している」と一定の成果があったと五十嵐氏は述べた。春商戦でも引き続き、理想の売り場づくりに取り組むという。
また、対象製品を購入すると液晶テレビやデジタル一眼レフカメラなどが当たるプレゼントキャンペーンを2012年2月24日から開始するほか、Office製品のキャッシュバックキャンペーンも同時に行う。
Office 2010関連のプロモーションや施策は、同社執行役 オフィスプレインストール事業統括本部長の宗像淳氏が説明した。宗像氏はまず、2011年のWindowsインストールPCの販売状況を振り返った。地震などさまざまな影響がありつつも、2011年は2010年よりも販売数が上回ったことから「メーカー各社のサプライチェーンや需要の強さを再確認した」とPCの需要が依然として高いことを強調した。
宗像氏は続いて、PowerPoint 2010に新しく導入したソフトウェア「楽しもうフォトウィザード」を紹介した。この機能を使うと、ウィザードに従って写真を選択するだけで、簡単にアルバムやカレンダー、ポスターなどが作れる。39種類のテンプレートを収録しており、2012年春モデルのPCからプリインストールしている。なお、既存のユーザーに対してはアップデートファイルをWeb上で配布するとしているが、配布時期は今のところ未定だ。
2011年年末商戦で行った「Microsoft OneNote 2010」のキャンペーンは春商戦でも行う。「年末商戦では認知を目的にしたが、今回はOneNoteを使ってもらうことを目標にキャンペーンを展開する」(宗像氏)という。キャンペーンの第2弾は「夢をかなえる OneNote術」と題して、ドワンゴ 取締役の夏野剛氏など著名人のOneNote活用術を紹介するという内容だ。週末は量販店店頭でOneNoteのデモや体験イベントを行うほか、カリフォルニアにあるディズニーリゾートへの旅行などが当たるプレゼントキャンペーンも実施する。
最後に、学生向けのICT活用促進キャンペーンの経過報告を同社業務執行役 コンシューマー&パートナーグループ OEM統括本部の勝俣喜一朗氏が説明した。2011年12月に始まった同キャンペーンだが、公式Facebookページのいいね!数が3万7000人を超えたと報告した「企業のプロモーションでも3万人はなかなかいかない。今のところ良い経過だ」と述べた。今後は、学生が製作したWindows 7訴求映像の公開や、ITビジネスの企画を構築できる人材の育成を目指す「WDLC塾(仮称)」を開講する予定だという。
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