PCもスマホも、広範囲に使える多機能ワイヤレススピーカー「Sound BlasterAxx」シリーズを試す“六角柱1本”の意外なスタイル(2/3 ページ)

» 2012年08月21日 17時00分 公開
[太田百合子(撮影:矢野渉),ITmedia]
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専用コントロールパネルで音と声のカスタムが可能

photo 後面にバスレフポート、Bluetoothペアリングボタン、USB(USB Micro-B)、ヘッドフォン出力(3.5ミリステレオミニ)、マイク/外部入力(3.5ミリステレオミニ)端子を実装する。

 使い始めはPCとUSB接続、あるいは使用機器とBluetooth接続でペアリングするだけ。スピーカーとしてであればこれだけで機能するが、Windows PCは同社サイトで公開される「Sound BlasterAxx コントロールパネル」ソフトウェアのインストール(スマートデバイスはApp StoreないしGoogle Playよりソフトウエアをダウンロード)して各種機能のコントロールも行えるようになる。

 Sound BlasterAxx コントロールパネルは、シーンにあわせて設定を最適化したプロファイルがあらかじめ複数パターン用意されている。曲の歌詞をじっくり聞きたいときや、深夜に映画を鑑賞したいとき、迫力のある音でアクションゲームを楽しみたいときなど、プロファイルを選ぶだけで最適なサウンド設定で再生できる。

 もちろんサウンド設定は個別カスタマイズ変更も可能。サラウンドやダイナミックレンジ補正、低音域補正のほか、曲ごとにボリュームが変わるのを防ぎ、自動で最適な音量レベルに調節する「Smart Volume」や、映画などの音声を聞き取りやすくする「Dialog Plus」などの機能も必要に応じてオン/オフできる。

photophotophoto Windows PCにインストールする「Sound BlasterAxx コントロールパネル」(画像=左)。小ボリューム時でも映画のセリフを聞き取りやすくする「Dialog Plus」設定も便利(画像=中央)。イコライザは「アコースティック」や「ロック」「ボーカル」など、よくあるあらかじめ用意されたパターンはもちろん、自分で微調整したものを保存して管理できる

 デュアルマイクアレイによる音声入力もスピーカーと同様にさまざまな設定を用意する。音声通話用、音声認識用など、マイクの使用シーンに合わせて最適化されたプロファイルをあらかじめいくつか用意するほか、ノイズリダクションの有効/無効や、集音範囲の調整も行える。こちらは例えば、集音範囲をワイドにすることで複数の人が参加する会議用に、逆にナロー方向にすれば周囲の余計な雑音の混入を防ぐので、Skypeの音声チャットやUst中継用などに向くだろう。

photophotophoto マイク機能もノイズリダクションから集音範囲の広さまで幅広く調整できる。男性の声を女声にしたり、老けさせたり、ロボットやエイリアン風に変えられるボイスチェンジャー機能もある

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