円安無関係のCore i7-2700Kセットが相対的に狙い目!週末アキバ特価リポート(1/2 ページ)

» 2013年02月02日 10時28分 公開
[古田雄介(ぜせ),ITmedia]

「数千円単位で値上げするメーカーと、型番を変えて値上げするメーカーがあります」

 今週金曜日(2月1日)にASUSTeK製マザーボードとグラフィックスカードの価格改定が行われ、「P8Z77-V PRO」が5000円アップの2万5000円前後に、「P8Z77-V」が3000円アップの2万円前後になるなど、大幅に値上げするショップが多数みられた。

 某ショップは「ギガバイトやASRockなど、型番を切り替えての値上げを予定しているメーカーもあり、2月中に主要なマザーやグラフィックスカードの多くで数千円単位の値上がりが起きると思います」と語る。

 年末から続くCPUとメモリ、HDD、SSDの値上がりも進行中で、マシン一式を組むトータルコストはますます上昇しているが、この流れに乗らないで買い物する手も残されている。そのうちの1つが、価格改定前から値段据え置きで売られているパーツセットを狙う手だ。

 例えば、TSUKUMO eX.では、P8Z77-V PROと「Core i7-2700K」のセットを3万8800円、P8Z77-Vと同CPUのセットを3万5800円の据え置き価格で販売している。「マザーとCore i5-3570Kを普通に買うより安くなるという、不思議な状況になっています。セットのCPUは代理店の倉庫にあったと思われるもので、円安の影響を受けていません。そのためどうにか据え置き価格のままセット販売が継続できているんですよね。CPU自体の性能はCore i7-3770Kと同等なので、グラフィックスカードを使う構成ならかなり狙い目だと思います」と話す。金曜日の時点で在庫は潤沢にあった。

TSUKUMO eX.のSandy Bridgeセット(写真=左)。セット価格のPOPの下には、値上がり済みの通常売価のP8Z77-VとP8Z77-V PROが並ぶ(写真=右)

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