PCパーツ全般ではストレージ系の動きが目立っていた。BUY MORE秋葉原本店で注目を集めていたのは、レジ前に張られている「mSATAのアレ、入荷しました!!!」のPOP。PC DIY SHOP FreeTが1月末に初入荷した、mSATA/1.8型IDE変換カード「MSATA2IDE18」と、mSATA-ZIF/LIF変換カード「MSATA2ZIF」で、価格はともに2980円。
当時はまもなく売り切れとなったが、今回は比較的まとまった数量が再入荷できたという。それでも、「すでにMSATA2IDE18の在庫が薄くなっていますね。1.8インチIDEやZIFストレージの流通が少なくなっているので、結構需要があるようです」と話す。
また同店は、ウェスタンデジタルの3TバイトHDD「WD BLACK WD3001FAEX」も入荷していた。回転数7200rpmの高信頼性シリーズ最大容量となるモデルで、価格は2万1980円。こちらも好調に売れているという。「信頼性とパフォーマンスの両方を重視したい人、WD REDだとスピードが足りないという人に人気です。Caviar BLACK(通称:黒キャビ)のころからこの系統を使い続けている人が多いんですよ。導入したら戻れなくなるタイプの製品ですね」とのことだ。
高信頼性とハイスピードという点は、ドスパラ パーツ館で隠れたヒット商品になっている2Tバイトの日立GST製HDD「ULTRASTAR 7K3000 H3U20006472S」も共通している。価格は1万4980円。同店も「7200rpmで動作する512バイトセクタのエンタープライズ向けモデルです。Windows XPでも安心して使えるうえ、高耐久で速い。非常にレアで貴重な存在といえますね」と強くプッシュしていた。
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