「その線、待ってました」――低容量でも速いSSDとゲーミングB75マザーが登場！：古田雄介のアキバPickUp！（2/4 ページ）
「ゲーム用でもOCは不要という人もいますしね」――B75マザー「B75A-G43 GAMING」が脚光を浴びる
マザーボードで目立っていたのは、MSIのゲーミングシリーズ「Z77A-GD65 GAMING」と「Z77A-G43 GAMING」、「B75A-G43 GAMING」だ。ゲーム用に特化した仕様で、高ポーリングレートマウスに対応したPS/2とUSBポートを備え、LANコントローラーにQualcommの「Killer E2205」を採用する。価格は順に2万円弱と1万5000円弱、1万円弱だ。
Z77チップセットを搭載した2モデルのうち、Z77A-GD65 GAMINGはPCI Express x16スロットを3基、PCI Express x1スロットとSATA 3.0ポートもそれぞれ4基備え、SLIとCrossFireXに対応する。一方Z77A-G43 GAMINGは拡張性が控えめで、PCI Express x16が1基とPCI Express x1が2基、PCIが3基という構成でマルチGPUはCrossFireXのみサポート。SATA 3.0ポートも2基となる。B75チップセット搭載のB75A-G43 GAMINGの拡張スロットはZ77A-G43 GAMINGと同じ構成で、SATA3.0ポートは1基のみだ。
シリーズの中で特に注目を集めているのは、下位のB75A-G43 GAMINGだ。BUY MORE秋葉原本店は「反応が速いと評判のKiller E2200シリーズを積んで1万円以下というのは、かなり魅力的です。ゲーム向けの高付加価値なチップをたくさん積んだ低価格なマザーという、新しいジャンルを切り開くモデルだと思います」と高く評価していた。
パソコンショップ・アークも「ゲーミングマザーだからといって皆がOC性能を求めているわけではなく、そういう人はB75チップセットでも不足はないんですよね。予算を抑えつつ、キビキビとゲームできるマシンを作るにはいい選択肢になるでしょう」とプッシュしていた。
B75A-G43 GAMINGの基板。サウンドチップには「サウンドブラスター シネマ」を採用している（写真＝左）。Z77A-G43 GAMING（写真＝中央）とZ77A-GD65 GAMING（写真＝右）Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
アクセストップ10
- 「JBL Tune 310C USB」レビュー USB Type-C接続×ハイレゾ対応でAndroidスマホやiPhone 15シリーズにもお勧め！ （2024年04月15日）
- Amazonのタイムセールが「スマイル SALE」に変更 4月19日からゴールデンウィークセール開催 （2024年04月13日）
- アキバでは散りはじめた桜 それでも桜デザインが注目を集める理由 （2024年04月15日）
- Googleが生成AI向け独自CPU「Google Axion」プロセッサを発表／Intel N100を採用した超小型コンピューティングモジュール「LattePanda Mu」 （2024年04月14日）
- Synology「BeeStation」はNASより便利な一面も 家族の“秘密”も守れるストレージ、共有リンクや写真管理もある （2024年04月16日）
- これを待ってた！ ロープロ版GeForce RTX 4060搭載カードがASUSから登場！ （2024年04月13日）
- 玄人志向、M.2 NVMe SSDを2枚装着可能なUSB外付けスタンド クローン作成も可能 （2024年04月15日）
- 自宅の「スマートロック」にありがちな誤解 家から締め出されないために心掛けている実践的な5つのこと （2024年04月12日）
- 8コア16スレッドのRyzen 9 7940HS×Radeon 780M搭載！ 片手で握れるミニデスクトップPC「GEEKOM A7」の“強さ”をチェック！ （2024年04月10日）
- 「SwitchBot ハブ2」と「ハブミニ（Matter対応）」のMatter機能がアップデート 多くの同社製デバイスがホームアプリで操作可能に （2024年04月13日）
過去記事カレンダー
Feed Back
ITmediaはアイティメディア株式会社の登録商標です。