MSIのゲーミングPC向けマザー「Z77A-GD65 GAMING」を眺める:フォトレビュー

» 2013年04月02日 20時00分 公開
[後藤治,ITmedia]

PCゲーム市場に注力する2013年のMSI

Z77A-GD65 GAMINGのパッケージ。OCシリーズのイエロー、クラシックシリーズのブルーに対して、ゲーミングシリーズはレッドをイメージカラーに採用する

 エムエスアイコンピュータージャパンはPCゲーム向けマザーボード「MSI GAMING」シリーズとして「Z77A-GD65 GAMING」、「Z77A-G43 GAMING」、「B75A-G43 GAMING」の3モデルを4月26日に発売する。予想実売価格は順に1万9980円、1万4980円、9980円。ネットワーク遅延を最小限に抑えるKillerのギガビットイーサネットコントローラや、銃声・足音といった環境音をクリアに再生する音質補正技術「Sound Blaster Cinema」を搭載しつつ、高額なモデルが多い従来のゲーミングマザーとは異なり、2万円を切る価格帯に投入することでPCゲーマー層の掘り起こしを狙う新シリーズだ。

 日本ではそれほどなじみがないが、ワールドワイドでPCゲーム市場は拡大傾向にあり、eスポーツと呼ばれるゲーム競技では、100万ドル規模の賞金を争うプロゲーマーも存在する。MSIは2013年、この市場に向けたゲーミングマザーを展開していく予定で、CeBIT 2013のリポートでもお伝えしたように、まずはIntel 7シリーズチップセットを搭載するモデルで「MSI GAMING」シリーズを投入する。

 上位モデルのZ77A-GD65 GAMINGは、最大DDR3-3000相当まで設定(オーバークロック)できるメモリスロットを4基備え(最大32Gバイト)、拡張スロットとしてPCI Express 3.0 x16スロットを3基と、PCI Express x1スロットを4基、Serial ATAコネクタを8基(うち4基がSATA 6Gbps)搭載。バックパネルはUSB 3.0が2基とUSB 2.0が4基、音声入出力(7.1チャンネル)、そしてゲーミングデバイス向けに従来比3倍のメッキ厚(耐久性は公称10倍)をうたうPS/2ポートが並ぶ。映像出力インタフェースは、HDMIとDVI、アナログRGBという構成だ。

 このほか、一押しでオーバークロックできる「OC Genie II」ボタンやマザーボード各部の駆動電圧をリアルタイムでモニターできるV-Check端子も装備する。

黒いマザーボードにヒートシンクの赤が映えるデザイン。PCI Express 3.0 x16スロットはマルチGPU向けに間隔を広めにとっている(写真=左)。メモリスロットや拡張スロットのラッチまで黒一色で統一されている。チップセットヒートシンクにはゲーミングシリーズロゴのドラゴンが描かれ(写真=中央)、電源回路周辺のヒートシンクも真横から見るとドラゴンの横顔になっている(写真=右)

バックパネルインタフェース(写真=左)とSerial ATAコネクタ(写真=中央)。Serial ATAは1/2ポートと7/8ポートがSATA 3.0(6Gbps)になる。バックパネル左端にある2基のUSB 2.0とPS/2ポートは、メッキ厚を増して耐久性を向上したという(写真=右)

イーサネットコントローラにKiller「E2205-B」を採用。低発熱・低消費電力の小型パッケージを採用した最新チップ(写真=左)。一押しでOCが可能な「OC GENIE II」ボタン(写真=中央)やMSIの独自品質基準であるミリタリークラスIIIを満たした各コンポーネントは「Z77A-GD65」を引き継ぐ(写真=右)

写真は左から、I/Oコントローラ「F71889AD」(Fintek)、オーディオコントローラー「ALC898」(Realtek)、SATA-USB 3.0変換ブリッジチップ「ASM1051」(ASMedia Tecnology)、HDMI/DVIのレベルシフター「PS8101」(Parade)。このほか、VIAの「VT6315N」も搭載し、オンボードでIEEE1394が用意されている

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