Ivy Bridge-E世代のCore i7がデビュー、アキバの反応は?古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2013年09月17日 11時00分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]

「盛り上がっているのはコア層だけですが、重要なのは熱量です」――新型LGA2011対応CPUの評判

photo インテル「Core i7-4960X」。最上位ながら、下位と同じ青パッケージとなっている

 先週、LGA2011に対応するインテルのハイエンドプラットフォーム向けCPUが一斉に登場し、CoreプロセッサとXeonプロセッサの両方が店頭に並んだ。

 Coreプロセッサの開発コード名は「Ivy Bridge-E」で、2011年11月にデビューした「Sandy Bridge-E」以来の新アーキテクチャを採用している。製造プロセスが32ナノメートルから22ナノメートルに改良され、メモリの対応はDDR3-1600までからDDR3-1866までと向上し、PCI Expressも2.0から3.0対応になっている。

 ラインアップは3種類で、上位の「Core i7-4960X」(3.6GHz/最大4.0GHz)と「Core i7-4930K」(3.4GHz/最大3.9GHz)は6コア/12スレッド、下位の「Core i7-4820K」(3.7GHz/最大3.9GHz)は4コア/8スレッドとなる。TDPはすべて130ワットだ。価格は順に11万円前後、6万円強、3万5000円前後となる。なお、CPUクーラーは付属しない。

 Xeonプロセッサの開発コード名は「Ivy Bridge-EP」だ。シングル用の「E5-1600 v2」と2ウェイ用「E5-2600 v2」をどちらも多数ラインアップしている。最上位の「Xeon E5-2697 v2」(2.7GHz/最大3.5GHz)は、12コア/24スレッドの2ウェイ用でTDPは130ワットだ。価格は1個あたり28万円弱となる。

photo BUY MORE秋葉原本店のLGA2011対応CPU価格表

 いずれもコア層向けのラインアップであるため、反響は一部のユーザーに限られるという声が多かった。ただ、BUY MORE秋葉原本店が「LGA1150やSocket FM2などのメインストリームと被らないので熱狂は一部に留まる感じですが、熱量はなかなかのものです。元々エンスージアスト向けのCPUなので、こういう盛り上がり方でいいんだと思います」と語るように、それを肯定的に捉える声が多勢だ。実際に「新CPUの登場でDDR3-1866メモリの売れ行きが跳ね上がった」と語るショップは複数あった。

 また、BUY MORE秋葉原本店ではXeon E5-2697 v2を2個搭載した48スレッドマシンのデモ機を9月下旬ごろまで展示している。Supermicro製マザー「X9DAE」(6万2800円)や、8GバイトのDDR3-1866メモリ8枚を使うなどほかのパーツもハイエンドで、100万円弱の高級仕様となっている。性能も同店のお墨付きで「CINEBENCHのテストがあっと言う間に終わるくらい規格外です。これで100万円を切るならお得という人もいると思います」と話していた。

photophotophoto 同店で展示中のXeon E5-2697 v2マシン。タスクマネージャのCPU部分が16×3列になっている(写真=左、中央)。マザー対応状況のPOP。従来のLGA2011マザーは、BIOSアップデートによって対応する製品が多い。最新BIOS適用済みで販売しているショップも一部にあるが、購入時は事前に状況を確認しておきたい(写真=右)
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