iPhone 5s/5cの発売から約2週間。今回は待望のドコモからリリースされたこともあって、「いっちょ乗り換えてみるかー」と購入した人もいるはず。スマートフォンで便利なのは、アプリを足して自分好みにカスタマイズしていける点。アップルのアプリストアである「App Store」には、今年7月の時点で90万本以上もアプリがそろっている。というわけで、“iPhone新入生”に向け、今回は無料で使える定番アプリを25本チョイスしてみた。
想定したのは大学生や社会人で、ネットサービスの活用や日常生活をサポートしてくれるツールを中心にピックアップ。ゲームは好みが大きいので外している。前編は動画やSNSなど、インターネットのコンテンツを楽しむための12本を紹介しよう。
Chrome(Google)
iPhoneの標準Webブラウザは「Safari」。アップルのクラウドサービス「iCloud」を経由して、MacのSafariとブックマークを同期したり、Mac側で開いているWebページにアクセスできる仕組みを提供している。
Windowsでもブックマークなら「Windows用iCloudコントロールパネル」をインストールすることで同期してくれるが、さらにページにもアクセスしたければChrome(クローム)が役立つ。
広田の視点:
SafariとChromeでWebブラウザを2つ入れておけば、例えば仕事用/個人用といった風に使い分けられる。同じWebブラウザでは、Safariが対応していないFlashコンテンツを表示可能だ「Puffin Web Browser」(作者:CloudMosa、価格:250円)も要注目。
Gmail(Google)
iPhoneは、ケータイメール(SMS/MMS)を扱う「メッセージ」とは別に、PC用のメッセージを扱える「メール」も用意している。「設定」アプリの「メール/連絡先/カレンダー」で名前やパスワードなどを入力すれば利用可能だ。
基本的にはこの「メール」で事足りるのだが、なぜか過去のメッセージを検索した際、やたらと探すのが遅いうえ、結局見つからないこともあったりする。Gmailをメインに使っているなら、専用アプリもダウンロードしておくべし。
広田の視点:
Gmailは、PCのWebブラウザでログインすると、Gmail以外のメールも読み込むように設定できる(設定方法)。iPhone単体でメッセージをフォルダに振り分けしたいなら「ibisMail 振分メール」(作者:ibis、価格:350円)を活用するといい。
YouTube(Google)
Googleのアプリが続いてスミマセン(無料で優秀なものは限られるので……)。過去にiPhoneに最初から入っていたYouTubeアプリだが、今ではApp Storeで後から入手するようになった。ブログやSNSなどでYouTubeの動画が紹介される機会も多いので、これはインストールしておこう。
広田の視点:
縦持ちで再生中、左上の「V」をタップするか動画を右下にフリックすると、動画が縮小表示される。検索結果や履歴を見ながら、見たい動画を探すときに便利だ。
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