初心者必見！ iPhone 5s／5cに入れたい定番無料アプリ25（前編）：広田稔のiPhoneで行け（21）（4/4 ページ）

[広田稔，ITmedia]

Pocket（Idea Shower）

　ネットを巡回して気になったサービスを登録しておき、「あとで読む」を実現してくれるサービス。例えば、PCやWebブラウザやiPhoneのTwitterクライアントなどで気になるURLを見つけたらPocketに登録しておき、あとで整理して仕事や趣味に生かすといった使い方を実現してくれる。

広田の視点：

旧名はRead It Later。個人的には純正のTwitterクライアントと連動しており、「後で読む」を指示すればPocketへの保存が可能なのが便利だ。

iPhoneの画面では、項目を左右にフリックするとラベル付けや既読などのアクションを指示できる（画面＝左）。iPhoneのSafariから登録できるようにするには一手間が必要。中央上部の「Pocket」をタップし、「Help」→「How to Save」を開き「From Mobile Safari」欄の「Install」ボタンを押す。その後、画面の指示に従ってページをブックマークし、そのブックマークの編集画面を開いて、自動でコピーされたURLをペーストして保存。後で読みたいページでブックマークを実行すると転送される（画面＝右）

2chまとめサイトビューワー（Trysail）

　電車の中や用事までの待ち時間など、暇つぶしにぴったりなのがネットのまとめ系サイト。その日に人気の話題をまとめてチェックできるリーダーを導入しておくと、より手軽にチェックできる。

広田の視点：

2ちゃんねる本体を読むなら「BB2C」（作者：INFOCITY、価格：無料）。ほかにも「はてなブックマーク」（作者：はてな、価格：無料）や「NAVERまとめリーダー」（作者：NAVER Japan、価格：無料）、「ボケて」（作者：Halo、価格：無料）あたりを導入しておくと、読み尽くせないほどのコンテンツがそろう。

「新着」でははてなブックマークの登録数が多い順に記事を並べ替えてくれる（画面＝左）。気になる記事を保存しておくブックマーク機能も用意（画面＝右）

i読書 - 青空文庫リーダー（YASUHIRO HATTA）

　iPhoneは動画やラジオ、ネットコンテンツのほか、電子書籍を読むアプリも充実している。アップル純正の「iBooks」やAmazonの「Kindle」で有料コンテンツを買うのもいいが、無料で楽しみたいなら過去の文芸作品が揃う「青空文庫」のリーダーをかつ要すべし。

広田の視点：

　iBooksやKindleは基本的にパソコンでは電子書籍が読めない。パソコンも含めた複数端末での読書を考えているなら、紀伊国屋書店が提供する「Kinoppy」がオススメだ。

アプリの画面で作者別や作品別で検索して、ダウンロードが可能だ（画面＝左）。ページめくりのアニメーションや1行当たりの文字数、フォントなどを変更できる（画面＝右）

著者紹介：広田稔

　Mac雑誌の編集者、IT系ニュースサイトの編集記者を経てライターに。アップルとインターネットが専門分野で、初代iPhoneが発表された「Macworld Expo 2007」や、初音ミクの海外初ライブとなる「MIKUNOPOLIS」、ニコニコ動画史上最大のイベント「ニコニコ超会議」などをがっつり取材した。

　近著は「ニコニコ動画めもりある ニコニコ大会議編」（アスキー・メディアワークス）など。個人のTwitterアカウントは「kawauso3」です。