新製品のプロモーションについては、年末商戦に向けSurface 2の新テレビCMを2013年10月25日から放映するほか、東京都渋谷区の表参道ヒルズで大規模な広告を展開、特設ショールームを2013年冬に開く予定だという。
質疑応答ではSurface Pro 2の価格設定に関する質問が出た。米国ではOfficeを搭載しない128Gバイトモデルが999ドル(約9万7312円、2013年10月24日現在)、日本向けモデルはOffice Home and Business 2013をプリインストールして9万9800円。Surface Proのときと同様に、Officeの価格を考慮すればグローバルモデルよりも実質2割ほど安い計算になる。
これについてマイクロソフト側は「日本市場の動向により価格を決定した。Surfaceが売れることでPC市場を活性化させたいという考えもある」とコメント。新製品の国内メーカーへの影響については「限定的なものに留まる」(樋口氏)とした。なお、7〜8型ディスプレイを搭載する「Surface」の投入予定についても質問が出たが、「今のところアナウンスできることはない」(ホール氏)という。


Surfaceの新CMではナレーションをクリス・ペプラ―氏(写真=左)が担当。キャッチフレーズは「これさえあれば、何もいらない。」となっている(写真=中央)。発表会に登場したペプラ―氏は、最近Surfaceを使い始めたとのことで、台本の編集やメールのチェックなどに使っているという。寝ながら動画を見るのがお気に入りの使い方だという(写真=右)発表会会場では「Surface 2」と「Surface Pro 2」を展示していた。ここでは両者を写真でチェックしていく。


Touch Cover 2はセンサーを増やしたことで、タッチへの反応がよくなっている。タイピングの速度を上げても、ミスタイプが少ない(写真=左)。厚さは約2.75ミリと従来モデルよりも薄型化を実現している(写真=中央)、Surface 2と厚さを比較した(写真=右)

Windows RT 8.1搭載タブレット「Surface 2」(写真=左)。左右側面に搭載するインタフェースの配置は従来モデルと変わらないが、USBが3.0に対応した(写真=中央、右)。カラーはシルバーとなった

右側面に専用ペンを磁力で装着できる(写真=左)。物理キーボードを搭載するType Cover 2は薄型化しつつ、バックライトも搭載した(写真=中央)。エンターキーがほかのキーに比べて幅がやや狭い(写真=右)。
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