「ASUS TransBook T100TA」はASUS TransBook Trioと同様に、10.1型ワイドのディスプレイとキーボードドックの2ピース構成となる。ディスプレイ部が約550グラム、キーボードドックと合わせても約1キロと比較的軽量かつ、4万円台からとライトユーザー層に向けた製品だ。
SoCにBay Trail-T世代のAtom Z3740(1.33GHz/最大1.86GHz)を採用したことで、タブレット時には15.8時間という長時間駆動を実現したのも見どころ。ストレージはディスプレイ部とキーボードドックそれぞれに内蔵する。容量やオフィススイートが異なる3モデルを用意しており、それぞれの仕様と価格は以下の通りだ。
「ASUS TransBook T100TA」各モデルの仕様 | |||||
---|---|---|---|---|---|
モデル名 | ストレージ(タブレット) | ストレージ(キーボードドック) | オフィススイート | 想定実売価格 | 発売日 |
T100TA-DK32G | 32GバイトeMMC | ― | ― | 4万4800円前後 | 2013年11月2日 |
T100TA-DK532GS | 32GバイトeMMC | 500GバイトHDD | Microsoft Office Home and Business 2013 | 5万9800円前後 | 2013年11月中旬以降 |
T100TA-DK564G | 64GバイトeMMC | 500GバイトHDD | ― | 5万4800円前後 | 2013年11月下旬以降 |
メモリ容量は2Gバイトで、10.1型ワイドIPS液晶ディスプレイは1366×768ドット表示ならびに5点マルチタッチに対応する。無線LANはIEEE802.11a/b/g/n準拠、Bluetooth 4.0や電子コンパス、加速度センサー、ジャイロスコープも利用可能だ。インタフェースはディスプレイ側にMicro HDMI、Micro USB、SDXC対応micro SDカードスロット、音声入出力、126万画素のWebカメラを、キーボードドックにUSB 3.0を1基搭載する。OSは64ビット版Windows 8.1だ。
バッテリー動作時間はタブレット単体で約15.8時間、キーボードドックとの合体時は約7.6時間となる(HDD非搭載のT100TA-DK32Gは約14.9時間)。ディスプレイ部の本体サイズは263(幅)×171(奥行き)×10.5(厚さ)ミリで、重量は約550グラム。キーボードドックとの合体時は厚さが24.45ミリとなり、重量が約1130グラムとなる(HDD搭載モデルの場合)。
15.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載するスタンダードノートは「X550LA」「X552VL」「K550CA」の3モデルをラインアップ。
「X550LA」の主なスペックはCore i7-4500U(1.8GHz/最大3GHz)、8Gバイトメモリ、1TバイトHDD、DVDスーパーマルチドライブ、1366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶ディスプレイなど。インタフェース類はIEEE802.11b/g/n準拠無線LAN、ギガビットLAN、92万画素Webカメラ、SDメモリーカードスロット、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI出力、アナログRGB出力、音声入出力を装備する。
OSは64ビット版Windows 8で、バッテリー動作時間は約7.2時間。本体サイズは380(幅)×251(奥行き)×24.8〜31.7(厚さ)で、重量は約2.3キロ。2013年11月2日に発売し、想定実売価格は9万4800円前後となる。
「X552VL」はX550LAの兄弟機で、本体サイズや重量は共通する。CPUはCore i5-3230M(2.6GHz/最大3.2GHz)、ストレージは750Gバイトで、外部グラフィックスにGeForce GT 710M(グラフィックスメモリ1Gバイト)を搭載する。バッテリー動作時間は約4.1時間だ。発売は2013年11月下旬以降となり、想定実売価格は8万4800円前後。
「K550CA」はCPUがCore i3-3217U(1.8GHz)、メモリ容量が4Gバイト、ストレージが500GバイトHDD、USBがUSB 3.0×1、USB 2.0×1となるほかはX550LAと共通の仕様となる。カラーバリエーションはダークグレー、ホワイト、レッド、ブルーの4色。バッテリー動作時間は約4.3時間で、2013年11月中旬以降に発売。実売価格は5万9800円前後となる見込みだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.