ココが「○」 |
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想像以上に使える自立スタンド機構 |
8型で持ちやすいお手ごろサイズ |
16時間の長時間動作性能 |
ココが「×」 |
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パフォーマンスはそれなり |
解像度はそこそこ |
願わくば価格も“もう少し”…… |
7〜8型クラスの“ちょっと小型”なタブレットが人気だ。スマートフォンより多目的に活用でき、ノートPCより手軽に携帯できる──電車移動が多い都市部の日本ユーザーに適するそのサイズ感と価格帯を含むお手ごろ感が「ん、意外と私に合っているぞ」とじわじわと一般層にも広がってきているためだろう。
そんなトレンド傾向の中で登場したのがレノボ・ジャパンの「YOGA TABLET」シリーズだ。Android 4.2搭載タブレットとして、8型サイズのYOGA TABLET 8と10型サイズのYOGA TABLET 10の2サイズで展開する。
シリーズのポイントは「よりカジュアルに」「“マルチモード”の特徴でプラスαの使い勝手を」という感じだ。これまでのピュアタブレットのスタイルとは異なる「マルチモードスタンド」を内蔵した点を特徴とする。
マルチモードスタンドは、底面を円筒状としたデザインにヒンジ機構を設け、折りたたんで収納できる仕組みで内蔵される。これにより、スタンドを出すと横位置で自立する「スタンドモード」、角度を付けて平置きできる「チルトモード」、そして円筒部分をグリップにして持ちやすい「ホールドモード」に変形する。タブレットといえば板状/スレート形状のデザインが主流であり、机上で使うスタンド機能は別途ケースに装着して追加する例が多いのだが、YOGA TABLETシリーズは「いやいや、それだとちょっと面倒じゃないですか? 我々はサイズ感ほぼそのままに内蔵させちゃいますよ」とでも言うかようにスタンド機構を内蔵させている。
そんなスタンド機構の使い勝手はどうか。今回は8型サイズのYOGA TABLET 8のポイントをまとめてチェックしよう。
YOGA TABLET 8の主な仕様 | ||
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製品名 | YOGA TABLET 8(59387741/Lenovo B6000F) | YOGA TABLET 10(59387979) |
OS | Android 4.2 | |
本体サイズ | 約213×144×7.3〜20ミリ(幅×高さ×厚さ) | 約261×180×8.1〜20ミリ(幅×高さ×厚さ) |
重量(実測値) | 約401グラム(392グラム) | 約605グラム |
画面サイズ | 8型ワイド | 10.1型ワイド |
アスペクト比 | 16:10 | |
ディスプレイ解像度 | 1280×800ドット(約188ppi) | 1280×800ドット(約149ppi) |
CPUコア | MediaTek MT8125(クアッドコア、1.2GHz) | |
GPUコア | PowerVR SGX 544MP | |
タッチパネル | 5点マルチタッチ | |
メモリ | 1Gバイト(DDR3LM) | |
ストレージ | 16Gバイト(eMMC) | |
通信機能 | IEEE802.11b/g/n無線LAN(Miracast対応)、Bluetooth 4.0 | |
インタフェース | Micro USB(OTG機能対応)、マイク・ヘッドフォン入出力 | |
カードスロット | microSDカードスロット | |
センサー | 加速度、光、電子コンパス、GPS | |
カメラ | イン:160万画素 アウト:500万画素 | |
スピーカー | ステレオ | |
マイク | モノラル(ノイズリダクション機能搭載) | |
バッテリー動作時間 | 約16時間(Wi-Fi使用時) | 約18時間(Wi-Fi使用時) |
カラーバリエーション | シルバー | |
ACアダプタ仕様 | 入力100〜240V/50/60Hz 0.25A、出力5V/1.5A(USB Standard-A) | |
ACアダプタ実測サイズ | 約60×43×26ミリ(幅×奥行き×高さ) | |
ACアダプタ実測サイズ(プラグ込み) | 約60×57×26ミリ(幅×奥行き×高さ) | |
ACアダプタ実測重量 | 92グラム(ケーブル込み) | |
防水/防滴 | ― | |
価格 | 2万7800円前後 | 3万6800円前後 |
発売日 | 2013年11月上旬予定 | |
「価格」は発売時の実売価格 |
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