2週間ほど実際に使ってみて筆者的にビビビっときたのは、マルチディスプレイのうち、1つをフルスクリーンで運用することだった。
Macのソフトは、フルスクリーンに向いているものと、そうでないものがある。「Safari」や「カレンダー」、Mavericksで追加された「マップ」や「iBooks」などはフルスクリーンにピッタリだ。一方、ファイルをドラッグ&ドロップで登録することのある「Mail」やメッセンジャー系のソフトなどは、デスクトップ上にウィンドウがあるほうが都合がいい。その辺を自分なりに整理して、ディスプレイごとに切り分けようという方針だ。
フルスクリーンにするディスプレイは、意外と小さくても問題ない。解像度が高すぎると、フルスクリーンにした際に無駄な「余白」があまりにも大きくなりすぎて、一目で把握しにくくなる。そもそも「Back to the Mac」を思い起こすと、フルスクリーンでの操作に適したのが小さめなディスプレイなので、実は15/17インチで1280×1024ドットぐらいのほうがしっくり来ることも多い。一昔前のディスプレイを倉庫や押し入れにしまっている人なら、これを期に現役復帰させるのもアリかもしれない。
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