ジャンル全体で新製品が目立っていたのはSSD、それもmSATAタイプのSSDだ。CFD販売からは東芝「HG5d」シリーズを搭載した256Gバイトモデル「CSSD-M256HLHG5Q」が2万円弱で登場。昨年末に1万1000円前後で売り出された128Gバイトモデルに続く2モデル目となる。パソコンハウス東映は「SATAタイプで不動の人気があるシリーズです。mSATAも大容量を求める流れがあるので、256Gバイトモデルの登場は歓迎されると思います」と話していた。
サムスンからは「840 EVO」シリーズの250Gバイトと120Gバイトモデルがデビューしている。価格は250Gバイト「MS-MTE250B/IT」が2万円弱で、120Gバイト「MS-MTE120B/IT」が1万1000円弱。
某ショップは「最近は昨年夏と比べてサムスンSSD全体の動きが鈍くなっていますが、独自設計でランダムアクセスを向上させたり、メモリの空きを使ってキャッシュに利用したりと独自のメリットをたくさん積んでいます。この価格帯のmSATA SSDとしても実力派だと思うので、徐々に浸透してくれればと思いますね」と話していた。
mSATA SSDを活用するパーツも1月14日に登場している。エアリアの「TTH LIMOUSINE」で、価格は7000円弱だ。PCI Express x4接続のRAIDカードで、mSATAスロット2基とSATAポート4基を備えている。コントローラチップはMarvellの「88SE9230」を採用。「mSATAをデスクトップPCで活用するのにちょうどいいですね。ブートドライブにも使えますし」(パソコンハウス東映)と話していた。
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