オリオスペックでは、オープンソース3Dプリンタ「RepRap」の組み立て済み新モデル「3D PRINTER REPRAP PROFFESIONAL」のデモを実施している。1月末入荷予定で、価格は9万8000円となる。
3D PRINTER REPRAP PROFFESIONALはフレーム付きのデザインで、サイズは430(幅)×400(奥行き)×380(高さ)ミリ。SDメモリーカードスロットを備え、PCレスでも稼働できるようになったほか、ノイズ径が0.3ミリと細くなり(元祖モデルは0.4ミリ)、積層解像度0.05ミリのより精密な出力が可能になっている。造形サイズは最大200×200×180ミリだ。同店は「出力の速度も最高120ミリ/秒と上がっていて、サンプルのフクロウは1時間半で作れました」と語る。
店頭デモは早速注目を集めているそうだが、購入層は元祖モデルが店頭に登場した2013年7月から徐々に変化しているそうだ。「最初は個人さんが多かったですが、法人さんの需要が目立つようになっています。本格的にビジネスに使うという方が増えているのかも」と話していた。
なお、生産ペースは1週間に10〜20台程度で、「旧正月シーズンは生産がストップする」とのことだ。
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