ワコムは3月11日、各社製モバイルデバイス向けのデジタルペン技術のラインアップを拡充を発表した。
ワコムでは現在、電磁誘導方式による精密なペン入力を可能とするEMR方式のペン入力デバイスを各社に提供しているが、今回の発表ではこのEMR方式を“ヘビーユース”向けと位置づけ、新たに静電結合式を採用する“ミドルユース”向けのアクティブES方式、および“ライトユーザ”向けのパッシブES方式のデバイスを加えた3方式のラインアップに拡充した。
またこれらのデジタルペンは独自のIDを有しており、ユーザーの特定やクラウド上でのファイル共有/編集の利便性の向上や、セキュリティ管理機能の付加も可能になるとしている。今回発表された方式については2014年度から順次提供を開始していく予定だ。
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