「Miix 2 11」──キーボードが使えるMiixの使い勝手を知る最新PC速攻レビュー(1/2 ページ)

» 2014年04月22日 11時00分 公開
[長浜和也,ITmedia]
ココが「○」
・タブレットでもクラムシェルでも変更簡単
・シルバー基調のデザインがかっこいい
・JBL監修スピーカーの音が気持ちいい
ココが「×」
・タブレットとして使うにはやや重い
・キーボードがたわむ
・本体のUSBが充電中使えない

はじめに:“2 11”はセパレートミニノートブック

 レノボ・ジャパンの「Miix 2 11」は、タッチパネル付きの11.6型ディスプレイを搭載したタブレットに、着脱式のキーボードユニット(同社は「キーボードドック」と呼んでいる)を標準で付属したWindows8.1デバイスだ。

 “Miix”シリーズとしては、10型ディスプレイを搭載してキーボードユニットが標準で付属する「Miix 10」、そして、8型ディスプレイを採用したタブレット「Miix 2 8」がすでに登場している。Miix 2 11は製品名的にMiixシリーズの11.6型ディスプレイモデルとなるが、標準で付属するキーボードユニットの形状や本体との接続方法、そして、採用するCPUなどを考えると、Miix 2 8はもちろんとして、Miix 10とも異なる性格を持つモデルといえる。

標準付属のキーボードドックに載せてクラムシェルノートPC、本体だけでタブレット。ユーザーに合わせて姿を変えるLenovo Miix 2 11

 レノボの個人向けノートPCラインアップにおいて、Lenovo Miix 2 11は、「ポータブルノートブック」に属して10〜11型のディスプレイを搭載する「ミニノートプック」というポジションにある。現在、このカテゴリーのノートPCとしては、「Flex 10」と「Yoga 2 11」が販売中だ。

 低価格の携帯利用重視モデルというのは共通するが、Yoga 2 11とFlex 10はディスプレイを分離せずにクラムシェルスタイルからメディアプレーヤースタイル、そして、スレートタイプのタブレット(これは、Yoga 2 11のみ)と変形するコンバーチブルタイプなのに対して、Miixシリーズは、本体はスレートタイプのタブレットで、付属する本体スタンド兼用のキーボードユニットに置くとクラムシェルスタイルのノートPCのように使えるという点で違いを出している。主はタブレットで、従がノートPCというのがMiixシリーズのコンセプトだ。

ボディと製品概要:かっこよく、そして、使いやすくなったボディ

 タブレットの本体にキーボードユニットを組み合わせたMiix 2 11だが、ボディカラーはどちらも同じトーンのシルバーであり、本体とキーボードユニットはデザインをそろえていて、外観はクラムシェルスタイルのノートPCといっても違和感がない。本体とキーボードユニットをたたむと前面に向けて薄くなるくさび形状だ。

 本体はキーボードユニットに設けた溝に差して磁力で固定する。溝に角度を設けており、差した本体はやや上を向いた角度になる。この角度は正面と裏面でつけることができ、ディスプレイをキーボード側にするとクラムシェルスタイルのノートPCのように使え、背面側にディスプレイを向けて固定すると、メディアプレーヤーとして利用できる。キーボードユニットの背面側には、JBLがサウンド設計を監修したステレオスピーカーを内蔵しており、映画や音楽の視聴に適している。なお、置くだけという構造上、チルト角度は変更できない。

ディスプレイを背面に向けてキーボードドックに載せるとメディアプレイヤーとして使えるスタンドモードになる(写真=左)。キーボードドックの背面側にはJLBが開発監修したステレオスピーカーを内蔵する(写真=右)

11.6型ディスプレイは10点同時に対応するタッチパネルを組み込んだIPSパネルを採用する。解像度は1920×1080ピクセル

 ディスプレイの解像度は1920×1080ピクセルで、10点同時に対応するタッチパネルとIPSパネルを組み込んで、タブレットとして使うときに便利な広い視野角を実現する。

 キーボードはアイソレーションタイプで、キーピッチは標準キーで約18.5ミリ、キーストロークは約1.5ミリを確保している(どちらも実測値)。キー配列は5段で、最上段は数字キーとファンクションキーを兼ねる。ファンクションキーを有効にする場合は「Fnキー」とのコンビネーションを利用する。ポインティングデバイスはクリックボタンを一体化したタッチパッドで、サイズは80(幅)×45(奥行き)ミリだ。タッチパッドの手前から35ミリまでのエリアでクリックボタンとして認識できる。

キーボードドックはアイソレーションタイプでキーピッチは標準キーで約18.5ミリ(写真=左)、キーストロークは約1.5ミリだった(写真=右)

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月27日 更新
  1. 鳴り物入りで登場した「Copilotキー」が早くもお蔵入りか──チャットボットからAIエージェントへの移行が示すMicrosoftの誤算 (2026年07月27日)
  2. 64GBメモリ/2TBストレージ/Ryzen AI Max+ 395搭載のハイエンドミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」がタイムセールで27%オフの43万2799円に (2026年07月25日)
  3. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  4. NVIDIAが次世代AI超解像技術「DLSS 5」の今秋投入を明らかに/MicrosoftとMistralが欧州におけるAI演算能力の拡大で戦略的提携を発表 (2026年07月26日)
  5. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  6. なぜ元Appleエンジニアは熱意を失い起業したのか? スマートグラス「Even G2」イベントで語られた、次世代機「G3」へのロードマップ (2026年07月27日)
  7. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
  8. ポタ電と組み合わせて使える「Soraiori ポータブルエアコン」がセールで16%オフの2万9980円に (2026年07月27日)
  9. 480mm水冷に160mmファン搭載ケース! 夏のアキバは「大風量パーツ」がアツい (2026年07月27日)
  10. 実売2万円切りで実働10日間のバッテリー駆動! 「Amazfit Bip Max」は初めてのスマートウォッチに最適か (2026年07月24日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー