“未来のゲーム”をG-Tune:Garageで体験してきた「Oculusでフライトシューティング」がすごすぎる

» 2014年04月24日 10時00分 公開
[ITmedia]
アキバのパーツ通りに店を構える「G-Tune:Garage」(東京都千代田区外神田3-13-2)

 マウスコンピューターは、ゲーミングPCブランド「G-Tune」のダイレクトショップ「G-Tune:Garage」にて、ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」に対応したフライトシューティングゲームの常設展示を4月23日午後11時より開始する。

 G-Tune:Garageは、G-Tuneブランドの製品展示に加えて、3面パネルとレース用シートを組み合わせたレーシングゲームの試遊台など、実際にゲームを体験できるコーナーも用意するPCゲーム専門ショップだ。以前からOculus Riftのデモを体験できる常設展示は行っていたが、今回新たに「Raiders Sphere 4th」を体験できるブースが加わった。一足先に試す機会を得たのでリポートしよう。

 Raiders Sphere 4thは、同人ゲームサークル「Rectangle」が手がけたフライトシューティングゲーム。ある程度のボリュームを持つ本格的なフライト系ゲームとしてはいち早くOculus Riftに対応し、プレイヤーが仮想世界に没入できるというOculusの長所を効果的に体験できるタイトルになっている。

G-Tune:Garageの店内

 同人といってもその内容は本格的で、プレイした感想をかなり乱暴に説明すると「エー○コンバットの世界にリアルで入っちゃってる感覚」に近い。戦闘機動で市街地上空を飛び回り、実際に頭を動かして敵の機影を目視したり、視線の先にある地上のオブジェクトにミサイルが着弾したのを確認するなど、360度どこを向いても空の上にいるという圧倒的な没入感はすごいの一言だ。バレルロールをすれば実際にめまいのような浮遊感があるし、ストールして地面に激突する瞬間は思わず体がのけぞってしまう。

 また、ブースには先日発表されたばかりのフライトスティック「Saitek Pro Flight X-55」と、フットペダル「Saitek Pro Flight Rudder Pedals」を設置。操作部分もより臨場感を高めてくれる仕掛けになっている(ただし、プレイ時はOculus Riftが視界を完全に覆うため操縦桿は見えないのがやや難点)。

Raiders Sphere 4thをプレイする制作者の津野氏。Oculus Riftを装着すると、自分が向いた方向に画面が追従するため、まさにゲーム内の世界にいる感覚になる。回りで見ているとやや滑稽な動きだが、プレイヤーはいま空の上で戦っているのだ(写真=左)。最新のスティックとフットペダルも設置(写真=右)

 実はこの体験展示は、Rectangleの代表である津野氏がOculusを常設するG-Tune:Garageに「ダメ元で問い合わせた」(同氏)結果、G-Tune担当の杉澤氏と意気投合し、1週間も立たずに実現が決まったという。

 津野氏は今回の取り組み対して「このような形でタイトルを紹介でき、同人という狭い枠から1歩外に出ているという意味で、PCメーカーさんに協力できたことはうれしい」とコメント。杉澤氏は「ゲーミングPCが持つ高い性能を何に利用するか。PCメーカとしてそうした提案をしていくうえで、Oculusは非常に効果的だと考えている。家庭用ゲーム機にはない快適さ、圧倒的な没入感、そしてゲームの未来をG-Tune:Garageで体験してほしい」と話す。

 確かにOculusでフライトシューティングをプレイしたときの驚きは、実際に体験してみないと分からない。是非1度、G-Tune:Garageに足を運んでみてはいかがだろうか。

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