レビュー
» 2014年06月18日 13時00分 公開

先代モデル、iPad Airとも比較:「Xperia Z2 Tablet」――世界最薄・最軽量で防水の10.1型タブレットを徹底検証(使い勝手編) (3/5)

[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

音質チェック:デジタルノイズキャンセリング機能を搭載

内蔵ステレオスピーカーは正面に配置されている。フレームの切り替え部にスピーカーの細いスリットが設けられているが、もちろんこの状態で防水防塵仕様となる

 音質面では先代機で下向きだった内蔵ステレオスピーカーが正面に配置され、素直な音声出力が可能になった。

 薄型軽量ボディなのでスピーカー自体のパワーはそこそこだが、バーチャルサラウンド技術の「S-Forceフロントサラウンド」に対応し、携帯性の高いタブレットとしては臨場感あるサウンドが楽しめる。イコライザーやエフェクトの調整を自動で最適化し、ソニー推奨の音質を手軽に楽しめる「ClearAudio+」機能も健在だ。

 さらに、周囲の騒音を感知し、騒音を最大約98%低減できる「デジタルノイズキャンセリング」機能も新たに搭載した。別売のデジタルノイズキャンセリングヘッドセット「MDR-NC31EM」やウォークマン用の対応ヘッドフォンを接続することで、この機能を利用できる。

 ハイレゾ音源については本体のみで再生できるわけではないが、Micro USB経由でのデジタル出力をサポートし、対応するUSBホストケーブル、DAC、スピーカーやヘッドフォンなどを別途用意すれば、高音質なサウンドを楽しめる。

音設定メニューには、外付けのUSB DACなどを利用してハイレゾ音源を楽しむための項目も用意されている(画像=左)。複雑な調整をしなくても簡単にソニーおすすめの音質へ設定できる「ClearAudio+」、コンテンツの音量レベルを均一化する「ダイナミックノーマライザー」といった便利な機能も持つ(画像=右)
Clear Audio+をオフにして、音質の細かい設定を手動で行なうことも可能だ(画像=左)。イコライザーのプリセットも豊富にそろえている(画像=右)

カメラ機能チェック:Exmor RS for mobile+多彩な撮影機能を用意

 アウトカメラは約810万画素、インカメラは220万画素だ。カメラの画素数は据え置きだが、アウトカメラのCMOSセンサーは高感度で低ノイズな裏面照射“積層”型構造の「Exmor RS for mobile」に強化した(インカメラは裏面照射CMOSセンサーの「Exmor R for mobile」を採用)。その一方で同時発表のスマートフォン「Xperia ZL2」と異なり、4K動画の撮影には対応しない。Xperia Z2やA2などが備える「Gレンズ」も非搭載だ。

 撮影機能としては、シーンに応じて計36パターンから最適な設定を自動選択する「プレミアムおまかせオート」、計18種類の効果を加えられる「クリエイティブエフェクト」、顔や空間を自動認識し、動く妖精や恐竜と合成できる「ARエフェクト」、静止画撮影の「背景ぼかし」、シャッター押下時とその前後30枚ずつ計61枚の写真を2秒間に高速連写して画面上ですぐ確認できる「タイムシフト連写」、そしてマニュアルモードなどに対応する。ソニーのデジカメメーカーとしてのノウハウを存分に生かした撮影機能も大きな魅力の1つだ。

高画質な10.1型ワイド画面をいっぱいに使ってプレビューしながら撮影が楽しめる(画像=左)。通常はインテリジェントなフルオート機能「プレミアムおまかせオート」により、シャッターを切るだけで適切な設定で撮影が可能だ。明暗差のあるシーンでのハイダイナミックレンジ(HDR)合成、暗い場面での連射合成なども自動で行う。カメラアプリはマニュアル、連写、パノラマ、そして多彩な付加機能を備えている(画像=右)
計18種類のエフェクトによる効果をプレビューしながら撮影できる「クリエイティブエフェクト」機能(画像=左)。「タイムシフト連写」機能では、シャッターを押した瞬間とその前後で30枚ずつ、2秒間に計61枚の写真を高速連写し、画面上ですぐ確認できる(画像=右)

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