「Xperia Z2 Tablet」――世界最薄・最軽量で防水の10.1型タブレットを徹底検証(使い勝手編)先代モデル、iPad Airとも比較(4/5 ページ)

» 2014年06月18日 13時00分 公開
[鈴木雅暢(撮影:矢野渉),ITmedia]

基本スペック:Snapdragon 801、MHL 3.0、11acを搭載

 基本スペックも一新した。中核となるSoC(System On Chip)には最新のQualcomm Snapdragon 801(クアッドコア/2.3GHz)を採用する。Snapdragon 800をマイナーチェンジした最新プロセッサであり、先代機が搭載していたSnapdragon S4 Pro(APQ8064)から1世代+αの進化といったところだ。

 Snapdragon 801は、CPUコアとしてARMベースのKraitコアを改良したKrait 400コアを4基内蔵している。動作周波数も先代のSnapdragon S4 Pro内蔵Kraitコアに比べて800MHz高い。また、内蔵GPUコアのAdreno 330も、Snapdragon S4 Proが内蔵するAdreno 320の1.5倍の描画性能をうたう。

 メモリ容量も先代の2Gバイトから3Gバイトに増えた。ストレージ容量は32Gバイトで、メーカー直販のソニーストア限定で16Gバイトのモデル(SGP511JP/B)も販売中だ。ストレージ容量は控えめだが、128GバイトのmicroSDXCに対応したmicroSDメモリーカードスロットを装備しているので、必要に応じて増量できる。

 外部接続端子は、MHL/Micro USB(タイプB)ポートを1基装備する。従来のMHL 2.0からMHL 3.0対応となり、4K解像度(2160p/30Hz)での映像出力、7.1チャンネルサラウンド音声出力などが可能になった。ハイレゾ音源のUSBデジタル出力もサポートする。Micro USB(USB 2.0)ポートとしても利用可能で、充電もこの端子で行う(下面にあるアクセサリ接続用の端子からも充電できる)。

 microSDメモリーカードスロットやMHL/Micro USBは、パッキン付きのカバー内に収められている。このカバーの開閉がやや面倒で、開けたカバーがぶらんと垂れ下がってしまうのは少々不格好だが、ここは防水防塵とのトレードオフだ。一方、使用頻度が高いと思われる下面のヘッドフォン/マイク兼用端子はキャップがなくても防水性を発揮する。

KDDIが販売するLTE/3GモデルのSOT21を横から見た様子。上面にカバー付きのmicroSDメモリーカードスロット、Micro SIMスロット、MHL/Micro USB、赤外線ポート、マイク、テレビアンテナを搭載(写真=左)。下面にヘッドフォン/マイク兼用端子、アクセサリ接続用の端子を備えている(写真=右)
左側面に電源ボタン、音量調整ボタンを配置(写真=左)。右側面にインタフェース類はない(写真=右)
Wi-FiモデルのSGP512JPを横から見た様子。上面にMicro SIMスロットとテレビアンテナがない以外は、SOT21と同様だ
左右の側面もSOT21と共通化している
LTE/3Gモデルはフルセグ/ワンセグテレビチューナーを内蔵。上面の右端にアンテナを収納している

 さらにLTE/3Gモデルは地上デジタル放送に対応したフルセグ/ワンセグテレビチューナーを内蔵し、上面の右端に収納されたアンテナを引き出して利用する仕組みだ。ドコモモデル(SO-05F)はNOTTVにも対応する。

 通信機能は、IEEE802.11a/b/g/n/acの高速無線LAN、Bluetooth 4.0、NFC、赤外線通信(リモコン機能用)を標準搭載。無線LANが高速な11acに対応した点は見逃せない。LTE/3G対応のauモデル(SOT21)はau 4G LTE(キャリアアグリゲーション対応)とWiMAX 2+、ドコモモデル(SO-05F)はXiとFOMAハイスピード、そしてVoLTEも利用できる。

 もちろん、加速度、照度、デジタルコンパス、ジャイロ、GPSといったセンサー類も網羅し、タブレットのハイエンドモデルとして隙のない構成だ。

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