各ショップの電源ユニットコーナーで話題を集めている、大容量SFX電源にも注目したい。
先々週末には、ディラックの「TESLA CUBE SFX」シリーズに属する定格650ワットモデル「DIR-TCSXG-650」と550ワットモデル「DIR-TCSXG-550」が登場し、SFX電源の最大容量を更新した。価格は順に1万8000円前後と1万5000円前後だ。どちらも80PLUS GOLD認証を受けており、フルプラグインとなっている。
そのほか、7月初旬にサイズの定格600ワットモデル「鎌力ゴールド SFX PLUG-IN」(1万1000円弱)、7月中旬にシルバーストーンの定格600ワットモデル「SST-SX600-G」(2万円前後)が発売済みだ。この2モデルも80PLUS GOLD認証を受けたフルプラグイン仕様で、SST-SX600-Gは内部センサーの温度が45度以下だとファンを回転しないセミファンレスとなる。
定格600ワット前後のSFX電源が多数増えたことで、小型パーツ関連の売れ方も動くと予想する声は多い。パソコンSHOPアークは「SFX電源しか載せられない小型ケースにミドル上位のグラフィックスカードが載せられるようになりますし、ATX電源対応の小型ケースでもSFX電源を使うことで内部スペースに余裕ができて、空調的にも拡張的にも有利になります。自由度が増すことで『小型でメインマシン』の流れを加速させるのではと期待しています」と話していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.