XONで使用を宣言する必要があるセンサー/インタフェースには第9回で紹介したマイクのほか、モーションセンサー/ジャイロセンサー、拡張スライドパッドがある。
XON MOTIONで利用できるようになるのがモーションセンサーとジャイロセンサーだ。モーションセンサーはX軸/Y軸/Z軸の直線運動の加速度を、ジャイロセンサーは角度および回転運動の加速度を検出する。
説明
特殊機能の利用宣言(先に宣言しないと機能しない)
引数
使用する機能名
MOTION:モーションセンサー、ジャイロセンサー
EXPAD:拡張スライドパッド
MIC:マイク
説明
XONで宣言した特殊機能の使用停止
引数
停止する機能名
MOTION:モーションセンサー、ジャイロセンサー
EXPAD:拡張スライドパッド
MIC:マイク
説明
加速度情報取得
・事前にXON MOTIONでモーションセンサーの使用を開始しておく
・常に重力方向へ1Gの加速度を検出し続ける事に注意
引数
X,Y,Z
加速度を受け取る変数(単位:G)
説明
ジャイロセンサーの角度情報取得
※事前にXON MOTIONで使用宣言する必要あり
引数
P:Pitch(X軸角度)を取得する変数(単位:ラジアン)
R:Roll(Y軸角度)を取得する変数(単位:ラジアン)
Y:Yaw(Z軸角度)を取得する変数(単位:ラジアン)
説明
ジャイロセンサーの角速度情報取得
※事前にXON MOTIONで使用宣言する必要あり
引数
P:Pitch(X軸の角速度)を取得する変数(単位:ラジアン/秒)
R:Roll(Y軸の角速度)を取得する変数(単位:ラジアン/秒)
Y:Yaw(Z軸の角速度)を取得する変数(単位:ラジアン/秒)
戻り
なし
説明
ジャイロ情報の更新
・ジャイロ情報は取得を繰り返すと誤差が蓄積されるため、適宜リセットするために使用
(著者注:GYROAの角度情報(GYROVの角速度情報を蓄積して算出)のリセット。GYROSYNC実行時の状態が水平と見なされる)
次回はサウンド機能について紹介しよう。
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