入力デバイスの注目株も、キーワードは「コンパクト」だ。
キーボードはLEOPOLDの「FC 660C」シリーズが目立っていた。東プレ製の静電容量方式キースイッチを採用した英語66キーモデルで、テンキーやファンクションキーを省いている。サイズは328(幅)×111(奥行き)×25〜40(高さ)ミリで、価格は2万5000円弱だ。
パソコンSHOPアークは「静電容量方式といえば東プレ製キーボードですが、FC 660Cシリーズの登場で選択肢が増えました。キーピッチをいじらずギリギリまで小型化しているので、机が狭い人や複数のキーボードを並べている人に興味を持ってもらいたいですね」と話していた。
マウスはエレコムの「CAPCLIP M-CC1BR」シリーズが異彩を放っていた。Bluetooth 3.0対応の超小型マウスで、付属キャップに収納時は手で包み込めるほど小さいのが特徴。使用時は手の平を乗せる余地を作るためにキャップをマウス後方に装着する仕組みだ。USB給電できるリチウムイオンバッテリを内蔵しており、フル充電で1カ月近く使える仕様となっている。価格は3000円弱。
パソコンハウス東映は「荷物にならないモバイルマウスが欲しい人には面白いモデルだと思います。カラーもホワイトとイエロー、ピンク、ブルーと用意しているのもいいですね」と評価していた。
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