スクエア・エニックスは、12月20日と21日に「ファイナルファンタジーXIV ファンフェスティバル 2014 東京」を東京ビッグサイト西3ホールで開催している。
ファン参加型のイベントで、メインステージでは、ファイナルファンタジーの世界観を再現するコスチュームプレイのコンテストや、開発担当者による現場現場にまつわる逸話の紹介、そして、“吉P”ことプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏に来場者が質問や要望を直接訴える「吉Pに物申す!」などで、開発者や運営スタッとユーザーが一体となってイベントを楽しんでいた。
このイベントには、ハードウェアメーカーも多数協賛している。会場では、インテルやTSUKUMO、そして、MSIが展示ブースを設けていたほか、デル、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)、iiyama PC(ユニットコム)、マウスコンピュータージャパン(G-TUNE)、サイコム、エムエスアイコンピュータジャパン(MSI)、サードウェーブ(GALLERIA)、TUKUMO(G-GEAR)がPCを提供した「バトルチャレンジ」を開催していた。
MSIのブースでは、ファイナルファンタジー XIV:新生エオルゼア推奨のゲーミングノートPC「GT」シリーズと「GS」シリーズを展示したほか、2015年第一四半期に発表を予定している「GT80」シリーズの実機を日本で初めて公開した。
GT80は18.3型ディスプレイを搭載したハイエンドゲーミングノートPCシリーズだ。キーボードにデスクトップPC向けのユニットを搭載して確実なタイプ、というか、キータイプによるゲームコントロールを重視している。十分なキートップ高さとストロークを確保するため、キーボードユニットを前面寄りに配置してシステムボートと干渉しないようにしている。
キーボードユニットはCherryの“茶軸”を組み込んだSteelseris製を採用する。内部にはLEDを組み込んでいる。展示機材では赤色のみだったが、製品版ではフルカラーのイルミネーションが可能になる予定だ。
システム構成では、グラフィックスでGeForce GTX 980MをSLIで実装する。また、CPUでは、インテルが2015年に投入を予定している“第5世代”のモデルを搭載する“かも”しれない。なお、ディスプレイの解像度は1920×1080ピクセルになる。
TSUKUMOのブースでは、熟練スタッフによる「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア 推奨パソコン」の組み立てトークライブを行っていた。システム構成はFFXIVファンフェス限定仕様で、CPUはCore i7-4790、マザーボードのチップセットはIntel H97 Express、グラフィックスカードのGPUはGeForce GTX 760、システムメモリはDDR3 8Gバイト、そして、データストレージは容量256GバイトのSSDとなっていた。
組み立てトークでは、「SSDを組み込むとき、ドライブベイはHDDと同じではなく小さいので、PCケースにそのままではなく、SSDにはいっている部品を使う」という、初心者がつい気が付かないトラブルポイントから、「G-GEARのケースでは配線を裏側にまとめることでケースの中をきれいにすることで、空気を通りやすくして冷却効率を高くしている」というお役立ちTipsまで紹介していた。
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