Retinaって何? 外部ディスプレイで使える? 「5K iMac」10の疑問広田稔のMacでゴー!「冬ボで購入!!」の前に要チェック(32)(2/3 ページ)

» 2014年12月24日 17時45分 公開
[広田稔,ITmedia]

4、Boot Campでも使える?

 もちろん利用可能。念のため、Boot CampとはMacでWindowsを利用するための仕組みで、別途WindowsのインストールCD/DVD、イメージファイルなどを用意することで組み込みが可能だ。OSのインストール後、指示に従ってUSBメモリや外付けHDDからBoot Camp用のドライバも追加すれば、OS Xと切り替えながらWindowsが使えるようになる。

ただし、MacのRetina表示と少し見え方が違っていて、標準で解像度は最大3840×2160ピクセルで、文字などデスクトップ上の項目が150%のサイズで拡大して見えるようになっている

5、iMacに4Kディスプレイは接続できる?

 アップルのiMacの仕様を見ると、「本体ディスプレイの標準解像度と外部ディスプレイ(最大3840 x 2160ピクセル)に同時対応」と書いてある。実際にデルの「UP2414Q」をつないでみたところ、Retina表示での表示が可能だった。

普通に表示されました。写真で見ると「ふーん……」って感じですが、中央に置いたiPhone 6 Plusから、画面がめちゃくちゃ大きいことを感じ取ってください。本当は27インチの5Kディスプレイを外付けしたかったのですが、予算や時間の都合上、実現できませんでした

6、じゃあトリプルディスプレイは?

 先ほどの構成に1920×1200ピクセルのナナオ「SX2461W」を足したところ問題なく利用できたが、Retinaではない通常表示だった。……といっても24型960×600ピクセルでRetina表示されても困るのでこのままでいいんですけどね。

左から1920×1200ピクセル、2560×1440ピクセル、1920×1080ピクセルという広大なデスクトップが実現した。写真では伝わりにくいのだが、要塞なようなスケール感で目の前にすると「すげー!」とちょっと感動してしまう。ぜひ5K iMacでトリプルディスプレイを実現してほしい

7、iPadやiPhoneはサブディスプレイとして使える?

 アプリを併用することで利用可能だ。以前取り上げた無線LANを使う「AirDisplay 2」のほか、この12月にリリースされて話題になったUSB/Lightningで接続できる「Duet Display」にも注目だ。iOS側に「Duet Display」アプリ(1000円)を、iMac側にドライバ(無料)をそれぞれインストールし、iOS側のアプリを起動してつなぐとセカンドディスプレイとして表示される。

iPhone 6 Plusでつないでみたところ、解像度は横置きで736×414ピクセルとかなり小さい感じでした。無線よりもサブディスプレイ側にマウスカーソルを持っていったときに反応がよかったのと、本体側から給電するのでバッテリー切れを気にしないで済むのが利点ですが、現バージョンではメインディスプレイ側の解像度を「ディスプレイに最適」以外を選ぶとフリーズするのがなんとも……

※▼▼Duet Displayの接続方法を誤って記載していました。正しくはUSB/Lightningです。おわびして訂正いたします

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