PCパーツの個性豊かな最新動向を米国でチェックする:2015年もPCケースとクーラーユニットは豊作の期待(1/2 ページ)

» 2015年01月27日 17時54分 公開
[本間文,ITmedia]

 1月に米国ラスベガスで行われた2015 International CESは、デジタル家電やPC、タブレット、車載機器など、「できあがっているデジタル機器」が主役のイベント……、と思われがちだが、PCバーツベンダーも規模は小さいながらもプライベートブースを用意して、2015年に投入を予定して開発している新モデルを展示していった。

 ここでは、ThermaltakeにSilverStone、Corsair Components、そして、be quiet!が展示していたPCケース、クーラーユニット、ゲームコントローラを紹介しよう。

水冷専用ケースを投入したThermaltake

 Thermaltakeは、水冷専用設計のPCケースシリーズとして「Core Xシリーズ」を発表した。ラインアップには、Mini ITX準拠の「Core X1」、micro ATX準拠の「Core X2」、そしてATX準拠の「Core X9」を用意した。いずれのモデルも同社の超大型ラジエータやポンプユニットなどを自由に配置できるように、複数のケースを積み上げられるスタッカブル構造を採用する。

 Core Xシリーズでは、ドライブベイをモジュール構造にすることで、水冷ユニットを自由にレイアウトできる柔軟性を持たせたほか、120ミリ、140ミリ、200ミリのファンを装着可能なブラケットを上面に配し、大型ラジエータの熱を効率よく逃がすことを可能にしている。

Thermaltakeが水冷システム用に開発した新PCケース「Core Xシリーズ」

Mini ITXPCケースの「Core X1」は、ドライブベイをモジュール構造にしたことで、自由なレイアウトを可能にしている(写真=左)。micro ATXPCケースの「Core X3」など、水冷ユニットを下段に重ねておけるスタッカブル構造を採用するのも、同シリーズの特徴だ(写真=右)

Thermaltakeは、今後水冷用パーツを大幅拡充していく計画だ

 Thermaltakeは、Tt eSPORTSブランドの新製品として、iPhoneとiPad用のゲームコントローラ「Contour」も発表した。Contourは、Bluetooth接続のワイヤレスゲームコントローラで、iOS 7.1以上の携帯端末をサポートする。本体にはリチウムイオンバッテリーを内蔵し、10時間超の動作が可能だ。また、RGB LEDを採用したメカニカルゲーミングキーボード「Poseidon Z RGB」も発表し、2015年前半に市場投入する意向を表明した。

iOSデバイス向けのゲームコントローラ「Contour」(写真=左)とRGB LEDを採用したメカニカルゲーミングキーボード「Poseidon Z RGB」(写真=右)

Mini ITX準拠のゲーミングケースがさらに薄くなったSilverStone

 SilverStone Technologyは、Mini ITX準拠のゲーミングPCケースの最新モデルとなる「Raven Z RVZ02」を公開した。Raven Z RVZ02は、現行のRVZ01よりもさらに薄いボディを実現すべく、グラフィックスカード増設用の拡張スロットスペースと、マザーボードを裏表になるドータボードを配置した。ケースのサイドパネルをL字型にするとともに、アクリルウィンドウを設けることで、上下(左右)を気にすることなく、装着できるようにしている。

 ドライブベイは、ワンタッチでSSDを装着可能な2.5インチベイを2基備えるとともに、スリムタイプの光学ドライブも搭載可能だ。さらに、Thermaltakeが提唱するより大容量で、かつ、静音性に優れたSFX-L電源ユニットを搭載できる。

新型のMini ITX対応ゲーミングPCケースの「Raven Z RVZ02」

拡張スロットをドーターボードで裏表に搭載することで、より薄型のPCケースを実現できた

2.5インチベイはワンタッチでSSDやHDDをマウント可能(写真=左)。サイドパネルは共通デザインなので、向きを気にしなくていい

Thermaltakeが提唱するやや大きめのSFX電源「SFX-L」にも対応。より大容量で、かつ、静音性に優れた電源ユニットが搭載可能だ

 CPUクーラーユニットでは、ファンブレードや水冷チューブを改良した最新モデル「Tundra TD03-E」と「Tundra TD02-E」や、ストレージシステム向けMini ITXケースの「CS01」と、ホットスワップベイを備えた「CS01-HS」を投入する。

CPUクーラーの最新モデル「Tundra TD03-E」(写真=左)と「Tundra TD02-E」(写真=右)

ストレージシステム向けminiITXケースの「CS01」(左)と、ホットスワップベイを備えた「CS01-HS」(右)

ストレージシステム向けminiITXケースの「CS01」(写真左)と、ホットスワップベイを備えた「CS01-HS」(写真右)の内部とドライブベイ

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