Corsair Componentsは、PCケース「Carbide 100R」と「Carbide 100R Silent Edition」を発表した。「Carbide 100R」を米国市場で49.99ドル、「Carbide 100R Silent Edition」を59.99ドルで第1四半期中に市場投入する計画だ。
「Carbide 100R」は、フロントに120ミリ、または、140ミリファンを2基(オプション)、トップに120ミリファンを2基(オプション)、背面に120ミリファンを標準搭載したミドルタワーPCケースで、5.25インチベイを2基、3.5インチ/2.5インチ兼用ドライブベイを4基備える。フロントパネルには2基のUSB 3.0を設けている。
Carbide 100Rの静音モデルとなる「Carbide 100R Silent Edition」では、フロントファンを1基にするとともに、トップファンをなくして、吸音材を貼ったサイドパネルを採用することで静音性を高めた。
CPU水冷ユニットをグラフィックスカードに装着できるアタッチメントでは、NVIDIAのGeForce GTX 780やGeForce GTX 780 Titanに対応した「Hydro HG10 N780 Edition」を追加するとともに、GeForce GTX 980シリーズに対応したブラケットも第1四半期中に市場投入する計画を明らかにした。
このほか、SSDでPhison製コントローラを採用した「Neutron XT」を追加した。米国における価格は、256Gバイト版が149.99ドル、512Gバイト版が269.99ドル、960Gバイト版が539.99ドルだ。Neutron XTは、連続読み出し速度が最大560Mバイト/秒、連続書き込み速度が最大540Mバイト/秒を実現するとともに、最大960バイトの容量を実現した。
be quiet!は、トップフロータイプの新型CPUクーラーユニットとして「Dark Rock TF」と「Shadow Rock LP」の2製品を発表した。Dark Rock TFは、6ミリ径のヒートパイプを4本組み込んで、最大135ミリ径ファンを2基搭載することで、TDP 220ワットのCPUにも対応する。be quiet!独自の静音ファンである「SilentWings PWM」を採用することで、ノイズレベルを25dBAに抑えている。
Shadow Rock LPは、超薄型デザインを実現したモデルだ。4本の6ミリ径ヒートパイプと135ミリ径ファンを搭載することで、TDP 130ワットのCPUに対応する。ノイズレベルは、こちらも最大25dBAだが、省電力CPU向けにファンレスの構成も検討している。なお、両製品とも第1四半期末〜第2四半期にかけて市場投入する計画だ。
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