「Crucial MX200/Crucial BX100」の実力を徹底検証見せてもらおうか、最新SSDの性能とやらを(3/5 ページ)

» 2015年02月17日 20時00分 公開
[鈴木雅暢,ITmedia]

AS SSD Benchmark

 次は「AS SSD BenchMark」の結果を見てみよう。転送速度のテストは、CrystalDiskMarkと似たような傾向だが、BX100のスコアは少し低めに出ている。シーケンシャル、ランダムとも書き込み性能が少し低いことが分かる。

 BX100は、64ファイル並列書き込み(4K-64Thrd)ではMX200/MX100にはっきり見劣るが、これは完全にサーバ向けの性能を測るためのものであり、あまり気にする必要はない。4Kのリード/ライトではMX200/MX100に近いスコアが出ており、コンシューマー向けに最適化されたアルゴリズムになっていると思われる。

 ファイルコピーのテストを行なうCopy-Benchmarkでは、少し別の傾向を示した。2つの大きなファイルの転送を行う「ISO」データではMX200/BX100が、「Program」データ(多くの小さなファイルで構成される典型的なプログラムフォルダ)ではMX100のスコアがよい。大小のファイルが混在するゲームフォルダのコピーを行なう「Game」ではMX200とMX100はほぼ同じ、BX100は少しだけ低いスコアだった。なお、圧縮率別の転送速度を見るCompression-benchmarkも実施したが、圧縮率の違いによる性能の変化は確認できない。

AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088の転送速度テストの画面。左からMX200、BX100、MX100

AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088のIOPSテストの画面。左からMX200、BX100、MX100

AS SSD Benchmark 1.7.4739.38088のCopy-benchmarkの画面。左からMX200、BX100、MX100


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