女性でも「Apple Watch」の42ミリケースは意外にアリ? 実際に着け比べてみた試着せずオンライン予約はもったいない(1/2 ページ)

» 2015年04月15日 18時41分 公開
[らいらITmedia]

 Apple Watchの店頭試着と予約受付が始まった。アップルストア直営店のほかに、伊勢丹新宿店、一部家電量販店などでもフィッティング体験が可能となっている。

 受付初日となる10日、アップルストア表参道店にて「Apple Watch」の試着体験をしたので、その時の写真を交えつつ、一部始終をリポートしていく。

「Apple Watch」と初対面! 第一印象は「思ったよりコンパクト」

 アップルストア表参道の店内に入ると、入り口すぐの左右にApple Watchの試着ができる展示エリアが設けられていた。ここで実機と初対面したわけだが、公式サイトの写真や動画で見るよりもサイズが小ぶりに感じた。ガジェットらしくない質感を持ち、見た目はいい意味で“普通”の腕時計だ。

入口側にあるディスプレイ用のテーブルには、全種類のモデルが美しく並べられている

展示されたApple Watchにはデモ映像が流れており、ガラスケース越しでもRetinaディスプレイの精細さが伝わってくる

展示テーブルの奥にはフィッティング専用のテーブルがあり、一度に6組まで試着できる

テーブル上には時計を傷つけないためのマットのほか、iPadのようなディスプレイとApple Watchが埋め込まれたツールがあった。このApple Watchでは実際の操作が体験でき、操作に連動してディスプレイに説明が表示されるようになっている

テーブルの引き出しには、試着用のApple Watchが収納されている。試したいモデルをリクエストすると、ここから取り出してつけさせてくれる

Sportモデルのホワイトバンドを試す

 スタッフに案内され、約15分の試着時間が始まった。事前にApple Storeアプリで気になるモデルをお気に入り登録しておくと、そのモデルを中心にスタッフが複数の組み合わせを提案してくれる。

 まずはお目当ての「38ミリシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド」を着けてみた。試着写真の参考に記しておくと、筆者は20代後半の女性、身長160センチ、手首周りは約145ミリ。

スタッフが優しく腕に装着してくれるが、一言伝えて自分でやってみると、バンドを留め外しする感触が分かりなおよい

38ミリケースは腕にぴったりフィットし、「最高にちょうどいい」サイズ感だ。重さがたった25グラムなので、普段腕時計を身につけない人でも重量感はあまり感じないはず

 ホワイトスポーツバンドはフルオロエラストマーという耐久性の高いゴムでできており、しなやかでつけ心地が柔らかい。庶民的な例えになってしまうが、お弁当箱のふたにある、容器を密閉するためのゴムパッキンの感触に近かった。

 しかしさすがにスーツにSportタイプは合わなかった。普段使いならステンレススチールケースが鉄板だが、ジムのトレーニングでも使いたいので軽量なアルミケースはゆずれない。そこでアルミケースにソフトピンクモダンバックルを組み合わせ、日常のシーンでも使えるか試してみた。

バンドはケースの溝をスライドさせることで難なく“きせかえ”できる

カジュアルなアルミケースと上品なモダンバックルでは、素材がちぐはぐに見えてしまうので結局却下。試着すればこういった質感のバランスにも気づくことができる

 バンドによっては38ミリ/42ミリ片方のサイズにしか使えないタイプもあるので、オンラインで購入するときは対応ケースをよく確認したい。

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