これはほどよい2in1──「Lenovo MIIX 3」の“優れたバランス感覚”を試す(前編)キーボードも打ちやすい(1/2 ページ)

» 2015年07月16日 12時12分 公開
[長浜和也ITmedia]
ココが「○」
・1920×1200と解像度向上
・タイプが気持ちいいキーボード
ココが「×」
・システム構成が1世代前
・システムメモリが2Gバイト

システム構成世代としてはMiix 2と共通

 「Lenovo MIIX 3」は、10.1型ディスプレイを搭載したスレートタイプの本体にOSとして32ビット版 Windows 8.1 Updateを導入し、デザインを統一したキーボードユニットが標準で付属する、2in1 PCとしても利用できるタブレットだ。

10.1型ディスプレイを搭載してキーボードユニットが標準で付属するWindows導入タブレット「Lenovo MIIX3」

 レノボの“MIIX"シリーズ(これまではMiixという表記だったがこのモデルからすべて大文字のMIIXに変わった)は、Lenovo Miix 2 8がOSにWindowsを導入したタブレットとして登場し、その後、10.1型ディスプレイを搭載した「Lenovo Miix 2 10」と11.6型ディスプレイを搭載した「Lenovo Miix 2 11」とラインアップを拡大した。どちらもも着脱式のキーボードユニットを用意しており、Lenovo Miix 2 10は標準で付属する一方、Lenovo Miix 2 11はオプションとなっていた。

“MIIX”シリーズだが、背面はThinkPadシリーズのようにラバーの質感を持たせた黒にしている。なお、背面にカメラを搭載しない

 ハードウェア構成では、CPUにAtom Z3735F(1.33GHz/1.83GHz、4コア4スレッド、2次キャッシュメモリ 2Mバイト)を採用した。アーキテクチャの世代としては最新の“Cherry Trail”ではなく、Lenovo Miix 2 8やLenovo Miix 2 10と同じBay Trail-Tということになる。また、Miix 2 11では処理能力を優先したCore i3-4012Y(1.5GHz、2コア/4スレッド、3次キャッシュメモリ3Mバイト)ではなく、省電力を優先した選択といえる。

 システムメモリは、DDR3L 1333MHzを2Gバイト載せる。増設はできない。データストレージは容量64GバイトのeMMCを搭載する。CPUとシステムメモリ、データストレージの構成は、最近モデル数が多くなってきたOSにWindowsを導入する8型ディスプレイ搭載タブレットとほぼ共通する。このクラスの製品では、価格競争力を確保するためシステムメモリの容量を2Gバイトに抑えている構成がほとんどで、例えば、Lenovo Miix 2 8も同様にシステムメモリは2Gバイトとなっている。

 今回の評価に使ったLenovo MIIX 3では、工場出荷に近い状態で使っているため、動作が重いと感じることはそれほどないが、1年半近く仕事で使っていて、CPUとシステムメモリ、データストレージの構成がほぼ同じのLenovo Miix 2 8を使っている経験からすると、動作が重くなってくるのは避けられないと思われる。

 本体搭載のインタフェースには、Micro USB 2.0とヘッドセット端子、Micro SDカードリーダ、そして、映像出力としてMicroHDMIを備える。また、キーボードユニットには、左右両側面にUSB 2.0(Type-A)を1基ずつ用意した。無線接続では、IEEE802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 4.0が利用できる。

上面

底面。キーボードユニットと接続するコネクタがある

左側面。ヘッドセット端子にMicro USB、MicroHDMI、MicroSDスロットと主なインタフェースが集中する

右側面。電源ボタンと音量調整ボタンを備える

キーボードユニットの左右に1基ずつUSB 2.0 Type-Aを搭載する。キーボードに載せた本体は角度固定なので、ひざに載せて使うとディスプレイがユーザーの顔に正対しない

 本体で使えるインタフェースの種類としては、Androidを含めたタブレットとほぼ共通し、最近、10型以上のディスプレイを搭載するWindows導入タブレットで採用例が増えているUSB Type-Aは用意していない。USB Type-Aを使うにはキーボードユニットと接続する必要がある。なお、日本販売モデルではSIMスロットは搭載しておらず、2015年7月時点で4G LTEなどもワイヤレスWAN対応モデルも用意していない。


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