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» 2015年07月16日 12時12分 公開

キーボードも打ちやすい:これはほどよい2in1──「Lenovo MIIX 3」の“優れたバランス感覚”を試す(前編) (2/2)

[長浜和也,ITmedia]
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“2 11”と比べて使いやすい安定動作のキーボード

 標準で付属するキーボードユニットは、アイソレーションタイプで、キーピッチは実測で約18.5ミリ、キーストロークは実測で約1.5ミリを確保している。キー配列は5段で、最上段は数字キーとファンクションキーを兼ねる。ファンクションキーを有効にする場合は「Fnキー」とのコンビネーションを利用する。キーの配列や形状はLenovo Miix 2 11と同様だ。キーボードをタイプしていると、キーピッチやストロークでストレスを感じることは少ない(評価担当者はこれまで、ThinkPad X1 CarbonやVAIO PRO 13、そして、Lenovo Miix 2 8と組み合わせてBluetooth接続モバイルキーボード“Auto-fit 8 Folio Keyboard For Android & Windows”を常用している)。

解像度は1920×1200ピクセルと、Lenovo Miix 2 11と比べて縦方向に向上した。液晶駆動はIPS方式を採用。10点同時に対応するタッチパネルと組みこむ

Lenovo MIIX 3に標準で付属するキーボードユニット。こちらも“Miix 2”世代のシルバーから黒にカラーリングを変えている

 なお、Lenovo Miix 2 11のキーボードでは力を入れてタイプするとキーボードユニットがたわむ現象を確認していたが、Lenovo MIIX 3の標準付属キーボードではそういうこともなく、かなり安心してタイプを続けることができている。

 本体とキーボードユニットは、それぞれに設けた専用コネクタを利用する“有線”で接続する。そのため、Bluetooth接続キーボードでよくある「使っている途中でいきなり接続が切れてしまう」「部屋で電子レンジを使い始めると動作が安定しなくなる」などの動作が不安定になるストレスから解放される。

本体とキーボードユニットはコネクタを使う有線接続なので安定して動作する

 本体とキーボードユニットの着脱は、Lenovo Miix 2 11と同じく、キーボードユニットに設けた“溝”に本体を載せるだけでいい。位置合わせガイドピンのトップが丸みを帯びているので、位置を厳密に合わせなくでも入ってくれる。本体とキーボードの固定は磁力を利用している。また、これもLenovo Miix 2 11と同じく、本体を置く位置によって、クラムシェルタイプノートPCのように使える“ラップトップ”モードとメディアプレイヤーのように使える“スタンド”モードと、利用場面に合わせて切り替えることが可能だ。

ディスプレイを反対に向けて使う“スタンド”モード

本体だけで10.1型ディスプレイ搭載Windows導入タブレットとして使う

 本体のサイズは、256.8(幅)×172(奥行き)×9.3(高さ)ミリで重さは約549グラムになる。これにキーボードユニットを接続するとサイズは261.1(幅)×189.5(奥行き)×9〜19(高さ)ミリで、重さは約1049グラムと1キロを超える。短時間で簡単に本体とキーボードユニットを分離でき、スレートスタイルで使う場面が多いユーザーには「軽量な10.1型ディスプレイ搭載Windows導入タブレット」となるが、クラムシェルスタイルで使うことが多く、補助的にタブレットとして使うユーザーには1キロを超える重さは購入判断で迷うところだろう。なお、バッテリー駆動時間はキーボードユニットのありなしにかかわらず、約7.7時間(JEITA 2.0条件における測定)としている。

 後日掲載する後編では、ベンチマークテストによる処理能力とバッテリー駆動時間の検証、そして、高負荷時における表面温度の計測結果などからLenovo MIIX 3の“使い勝手”を考察する予定だ。


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