HPの最上位級ゲーミングPC「ENVY Phoenix 850」のゲームだけじゃない性能をチェックする(前編):自由自在なLED設定にも注目(1/2 ページ)

» 2015年08月04日 11時25分 公開
ココが「○」
・拡張性十分のMicroATXシャーシ
・水冷ユニットで静音安定
ココが「×」
・天面インタフェースにアクセスしづらい

2年ぶりとなる新デザインボディの最上位ゲーミングPC

 既報の通り、2015年7月8日、日本HPから「HP ENVY Phonix 850-090jp/CT」(以下、Phoenix 850)が登場した。同社個人向けデスクトップPC最上位モデルになるミニタワー型ゲーミングPCだ。メーカー製では希少になったタワー型PCだが、日本HPでは2008年7月のPavilion Desktop PC m9380jp/CT以来、実に7年間もこのセグメントに新製品を投入し続けている。デビュー以来、micro ATXベースながらハイエンド構成が基本のコンセプトだ。直販サイト「HP Directplus」でのカスタマイズ(東京の昭島工場生産)では、幅広い選択肢から好みの構成を選んで注文できる。ここで簡単にスペックを確認しておこう。

フロントパネルをはじめとしてデザインを大きく変えたタワー型ゲーミングPC「HP ENVY Phoenix 850」

項目 HP ENVY Phonix 850-090jp/CT (参考)2015年春モデル HP ENVY Phonix 810-480jp/CT
チップセット Intel X99 Express Intel Z97 Express
CPU Core i7-5820K/Core i7-5960X-EE Core i7-4790/Core i7-4790K
CPU水冷 標準装備
OS 64ビット版 Windows 8.1 Update/64ビット版 Windows 8.1 Pro Update
システムメモリ PC4-17000(2133MHz) PC3-12800(1600MHz)
メモリ 8Gバイト/16Gバイト/32Gバイト(仕様上最大は64Gバイト) 8Gバイト/16Gバイト/32Gバイト(仕様上最大は32Gバイト)
グラフィック NVIDIA GeForce GTX 960/GTX 980 NVIDIA GeForce GTX 760/GTX 770/GTX 980
ストレージ HDD(1/2/3Tバイト)/SSD(128/256/512Gバイト)※128Gバイト時のみ、M.2規格でPCI Express接続 HDD(1/2/3Tバイト)/SSD(128/256/512Gバイト)
光学ドライブ DVDスーパーマルチ/Blu-rayドライブ DVDスーパーマルチ/Blu-ray ROM/Blu-rayドライブ
拡張ドライブベイ ウルトラスリムベイ×1、3.5インチ×4 5.25インチ×2、3.5インチ×3
地デジチューナー 設定なし なし/3波ダブル地デジチューナー
サウンド Bang & Olufsen BeatsAudio
サイズ・重量 165(幅)×420(奥行き)×401(高さ)ミリ、約10.5キロ 175(幅)×412(奥行き)×415(高さ)ミリ、約10.3キロ
発売時最小構成価格(税別) 16万9800円〜検証機の標準価格は19万6800円 14万9800円〜

 今回、評価する機材の構成が上記表の赤文字部分になる。主な構成は、64ビット版 Windows 8.1 Update、CPUのCore i7-5820K(3.3GHz/最大3.6GHz、6コア12スレッド、3次キャッシュメモリ15Mバイト)、システムメモリ16Gバイト、プライマリに128GバイトSSD(PCI Express接続)、増設で1TバイトHDD、DVDスーパーマルチ。この検証機と同じ構成の直販サイトにおける通常価格は、19万6800円(税別)。なお、参考までに春モデル「HP ENVY Pnoenix 810−480jp/CT」も比較のため併記した。

 背面のインタフェースは上から順に、電源コネクタ、デュアルリンク DVI-I、有線LAN、HDMI出力、3基のDisplayPort、ライン入力(水色)、ライン出力(緑)、マイク入力(ピンク)、4基のUSB 3.0、2基のUSB 2.0という構成だ。

背面に配置したインタフェース。上部のファンは電源ユニットで下部のファンは水冷ユニットのラジエータだ

 本体天面に、2基のUSB 3.0に2基のUSB 2.0、ヘッドフォン出力マイク入力兼用端子、SDメモリーカードスロットを集中して配置している。ただ、本体を机の下などに設置した場合には差し込み口で迷う。なお、同社が「タワートップ・トレー」と呼ぶ天面に設けたくぼみには、iPodやデジカメなどの小型デバイスであればそのまま立てかけておくことができる構造だ。試しにこのタワートップ・トレーに鏡を置いたところ、見る角度によっては死角になっているインタフェースを確認できた。

通常、フロントパネルに設置するインタフェースを天面に配置した。「タワートップ・トレー」と呼ぶくぼみにはスマートフォンやデジタルカメラなどの置き場として利用できる
HP Directplus -HP公式オンラインストア-

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