既報の通り、8月5日に“Skylake”こと第6世代Coreプロセッサー「Core i7-6700K」と「Core i5-6600K」、対応するIntel Z170 Expressチップセット搭載マザーボードが発売された。各ショップの反響は上々だが、狙っているならのんびり身構えているのは禁物かもしれない。
発売前から懸念されていたCPUの入荷量の少なさは現実のものとなっており、上位のCore i7-6700Kが週末前に一旦売り切れになるショップが複数あった。それでも現在は数日待たずに再入荷できているが、お盆を境に供給が滞るとの予測が流れている。
某ショップは「現在は発売直後ということで、なけなしのストックを全部市場に流している状況です。このペースだとお盆明けに息切れするでしょう。そうなると9月までCore i7-6700Kがまともに入ってこなくなることもありえます」と明かす。
一方で、旧世代となったZ97マザーの在庫も急速に数を減らしている。TSUKUMO eX.は「現在はまだZ97上位の人気モデルがなんとか残っていますが、底値なのですぐになくなるでしょう。ちょうどWindows 10が出ましたし、割安に高性能マシンを組みたいという人も多いので、めぼしいものはお盆明けまで持たないでしょうね」と話していた。
最新のプラットフォームでそろえるにも、割安になった旧世代で組むにも、8月下旬に入ると選択肢がガクンと落ちるわけだ。パソコンSHOPアークは「新旧交代時によくある過渡期の穴といえます。とにかくお盆休みに自作を楽しもうという方はお早めに買い物することをおすすめします」とアドバイスを送る。
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