HDDコーナーでは、ウエスタンデジタルのメインストリームHDDの切り替えが目立っていた。長らくコンシューマー向けHDDの定番となっていた「WD Green」シリーズが「WD Blue」に統合。回転数が5400rpmと明記された以外の違いはないが、Greenと区別するために各店のHDD価格表には新たな項目が追加されている。元からある7200rpmのWD Blueと区別する意図もあり、「WD Blue 5400 RPM Class」や「WD Blue ECO」といった表記がよく見られる
ラインアップは6Tバイト/4Tバイト/3Tバイト/2Tバイト/1Tバイト/500Gバイトの6種類。価格はWD Greenの同容量と比べて数百円程度高くなっている。BUY MORE秋葉原本店は「一応新製品なので、最初はどうしても多少は高くなってしまうのと、代理店側で旧世代のWD Greenを早くなくしたい意図があるのかもしれませんね」と話していた。
ユーザーからの反響はそれほど大きくないようだ。パソコンハウス東映は「中身は変わりませんからね。あえて新しいのを選ぶ明確なメリットもないので、うっすらと『ああ、シリーズ名変わったんだ』と思われるくらいじゃないでしょうか」と話していた。
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