950 PROの発表はイベントのメインセッション「Samsung SSD Solution & New Products」の中で行なわれた。同セッションに登壇したのは、同社のブランド製品セールスグループのマネージャーを務めるDoh Young Jeong氏だ。コンシューマー市場でも高まっているパフォーマンスの要求に応える新製品として、950 PROを初披露した。
Serial ATA 6Gbpsに対するPCI Expressインタフェース、AHCIに対するNVMeのプロトコルの優位性を強調しつつ、CrystalDiskMarkやPCMark 7などのベンチマークテストの結果を紹介し、これまでの850 PROを圧倒するパフォーマンスについてアピールした。
10月からワールドワイドで出荷を開始し、256Gバイトは199.99ドル、512Gバイトは349.99ドルで販売される予定だ。ハイエンド志向のコンシューマーユーザーが導入を現実的に考えられる価格設定と言える。日本でもITGマーケティング、およびCFD販売から販売が開始される予定だ。
対応OS。Windows 10、Windows 8.1はOS標準のNVMeドライバで動作する。Windows 7にはSamsungのドライバが提供されるという。今後、Linux、Windows Serverにも対応予定という
保証期間は5年間だが、総書き込み可能容量は256Gバイトモデルで200TBW、512Gバイトモデルで400TBWと、10年保証の850 PRO(256Gバイト150TBW/512Gバイト300TBW)より大容量だ
販売は10月から開始される。256Gバイトモデルが199.99ドル、512Gバイトモデルが349.99ドル。日本での販売価格は未定だが、近日中にITGマーケティング、およびCFD販売から販売される見込みだ
エンタープライズ向けに投入される「PM1725」も紹介された。HHHLカードタイプのフォームファクタでインタフェースはPCI Express 3.0 x8、シーケンシャルリード最大5000Mバイト/秒、ランダムIOPSは最大100万IOPSという驚異的なスペックだ。日本のコンシューマー市場でも流通するようなことがあれば、LGA2011-v3プラットフォームを使っているようなエンスージアストユーザーから注目を集めることは必至だろうCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.