2015 Samsung SSD Global Summitでは、950 PROの発表以外にも、SSD市場動向の解説、同社のSSD事業への取り組みなどが紹介された。
冒頭にオープニングスピーチを行なった同社専務のUnSoo Kim氏は、これまでのSamsung SSD Global Summitの歩みを振り返りつつ、今回のテーマである「MARCHING TO THE NEXT ERA(次の時代への行進)」の意図を説明した。SSDの認知が進み、ユーザーニーズにも変化が見られるなど、SSD市場は新しい時代へ向かっており、そのニーズに応える魅力的な製品を提供していくとした。
950 PROの発表を行ったDoh Young Jeong氏は、その発表に先駆けてコンシューマーにおけるユーザーニーズの変化について、具体的に言及した。購入時に考慮する要素として、従来最上位だった価格よりも、容量、性能が上位に浮上しているという。
それに応えるソリューションとして、Samsungが業界に先駆けて導入した3次元NANDテクノロジー(3D V-NAND)の先進性、優位性を強調。従来の名称(3D-V NAND)は、「3D NAND」「V-NAND」などさまざまな呼ばれ方をしてきたため、今後はシンプルな「V-NAND」に統一し、広くブランドとして認知されるよう訴求していく考えを明らかにした。
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