ハイエンド級のグラフィックスカードも豊作だ。NVIDIA系で目立っていたのは、MSIのGeForce GTX 980 Tiカード「GTX 980Ti SEA HAWK」。コルセアと共同開発したモデルで、空冷と水冷とハイブリッドで利用する。価格は11万6000円前後。
BUY MORE秋葉原本店は「高クロックのまま安定して冷やしたいという人には良いモデルかと思います。両社ともに冷却面で評価されているメーカーですしね」と話していた。
同社からはRadeon R9 Nanoを搭載した「R9 Nano 4G」も登場している。価格は10万8000円弱。リファレンスデザインで、パッケージはエントリー級を思わせるほどコンパクトになっている。「小ささを強調するために狙ってやっている感がありますね」(TSUKUMO eX.)。
AMD系ハイエンドGPUを載せたカードはASUSTeKからも複数売り出されている。Radeon R9 Fury搭載の「STRIX-R9FURY-DC3-4G-GAMING」とR9 390X搭載の「STRIX-R9390X-DC3OC-8GD5-GAMING」、R9 390搭載の「STRIX-R9390-DC3OC-8GD5-GAMING」で、価格は順に9万円強と7万5000円前後、5万8000円前後となる。
R9 390X/390搭載モデルはGDDR5メモリが8Gバイトあり、「4K画面で本格ゲーム以外の何かをしようと考えている人はこのクラスの大容量メモリタイプを探しているので、GPUのグレード重視とはまた違った需要があります」(同店)と、R9 Furyモデルは別のヒットを期待されていた。
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