5万円切りの2in1モバイルPC――「HP Pavilion x2 10-n000」を試す魅惑のサイズ感(1/3 ページ)

» 2015年10月16日 06時00分 公開
ココが「○」
・持ち運びやすい2in1で低価格
・新規格のUSB Type-C採用
・ストレージが64Gバイトに倍増
ココが「×」
・ノートPC時の重量が重め
・性能はやや力不足

安価で実用的な2in1、見栄えもよし

 MicrosoftのSurfaceの登場以降、タブレット型PCとキーボードユニットが分離・合体することにより、ノートPCとしてもタブレット型PCとしても利用可能な「2in1」タイプの製品の人気が高まっている。日本HPの「HP Pavilion x2 10-n000」も、こうした2in1モデルだ。その実力を検証してみよう。

 同社は昨年に同じ10.1型ディスプレイ搭載した2in1製品「HP Pavilion x2 10」を出しており、HP Pavilion x2 10-n000はその後継モデルに相当する。本製品の特徴は、2in1タイプでありながらAtom系プロセッサを主体とした構成により、本体価格が抑えられている点だ。

 今回紹介するオフィススイートなしの直販HP Directplusモデル「10-n009TU」では、キーボード部分となるキーボードドックを含めて4万9800円(税別)という低価格で購入できる。

HP Pavilion x2 10-n000 「HP Pavilion x2 10-n000」はWindows 8.1搭載のタブレット型PCとしても、10.1型ディスプレイを搭載したノートPCとしても利用できる2in1タイプのPCだ

 まずは外観からチェックしてみたい。10.1型のタブレット部分は、本体サイズが約265(幅)×175(奥行き)×10.0(厚さ)ミリで重さは約600グラム。前モデルと同じ重さを維持しつつも、本体サイズは縦横、厚みともに前モデルよりも微妙に大型化している。

 液晶ディスプレイはIPSタイプで解像度は1280×800ピクセル。低価格モデルということもあり、解像度はさほど高くないが視野角は広く、どの角度からも画面上の情報が読み取れる。今回の試用機はサンセットレッドカラーだ。プラスチック製のボディながら、メタリック風の仕上げで、ぱっと見では低価格製品に見えない高級感がある。

ディスプレイのサイズは10.1型 ディスプレイのサイズは10.1型。解像度は1280×800ピクセル。10点タッチに対応しているのに加え、IPSパネルを採用していることから視野角も広い
タブレットを縦持ち タブレットを縦持ちしたところ
代替テキスト タブレット側の背面中央にはメタリックのHPロゴが配置されている。本体は鮮やかなレッドで質感は良好

 キーボードドック取り付けたときにタブレットの右側にあたる部分には、音声調整ボタンとWindowsボタンの機能を持つ物理ボタンが用意されている。場所的に誤動作しやすいかと思ったが、各ボタンはしっかりと押し込まないと機能しない仕組みで問題ない。

 インタフェースは、microSDメモリースロット、Micro HDMI出力、充電用のUSB Type-C(USB 2.0)、フルサイズのUSB 2.0×1が用意されている。USBポートが2.0なのは残念なところだが、充電用端子はUSBコネクタの新規格である「Type-C」だ。コネクタの形状からどちらの向きでも装着可能なほか、電力供給容量も強化された。左側面にはヘッドフォン出力、タブレットで上面にあたる部分には電源ボタンがある。スピーカーは左右に配置されている。

電源ボタンの位置 ノートPCスタイルでの前面。電源ボタンは画面の右側、タブレット時の上部に配置されている
ドッキング部分 ノートPCスタイルでの背面。タブレットとのドッキング部分にあたるヒンジは一般的なノートPCと同様の構造だ。一体感があり、タブレッド部分とキーボードドック部分が分離するようには見えない
左側面はヘッドフォン端子のみ 左側面はヘッドフォン端子のみ
右側面にインタフェースが集中 ノートPCスタイルでの右側面。多くの機能はタブレット部の右側面にまとめられている。左の長いボタンがボリューム調整ボタン、その横がWindowsボタン。インタフェースはmicroSDメモリーカードスロット、Micro HDMI出力、充電用のUSB Type-C(USB 2.0)、USB2.0の順となる
本体右側面のmicro USB 本体右側面のmicro USBは最新規格のType-Cコネクタとなっている
ACアダプターなどを他のUSB Type-C製品と融通させることも どちらの向きでも装着可能なほか充電機能も兼ねる。コンパクトであるのに加えて、統一規格なので、ACアダプターなどを他のUSB Type-C製品などと融通させることもできる
HP Directplus -HP公式オンラインストア-
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 10万円切りMacが17年ぶりに復活! 実機を試して分かったAppleが仕掛ける「MacBook Neo」の実力 (2026年03月10日)
  2. きょう発売の「MacBook Neo」、もうAmazonで割安に (2026年03月11日)
  3. 「MacBook Neo」を試して分かった10万円切りの衝撃! ただの“安いMac”ではなく絶妙な引き算で生まれた1台 (2026年03月10日)
  4. セールで買った日本HPの約990gノートPC「Pavilion Aero 13-bg」が想像以上に良かったので紹介したい (2026年03月11日)
  5. 新型「MacBook Air」はM5搭載で何が変わった? 同じM5の「14インチMacBook Pro」と比べて分かったこと (2026年03月10日)
  6. リュック1つで展示会セミナーの音響セット構築レポ 現場で得た“2.4GHz帯混信地獄”を生き抜く教訓 (2026年03月11日)
  7. 12機能を凝縮したモニタースタンド型の「Anker 675 USB-C ドッキングステーション」が27%オフの2万3990円に (2026年03月11日)
  8. 最新Core Ultra X7 358Hの破壊力! 16型OLED搭載で内蔵GPUがディスクリート超え!? Copilot+ PC「Acer Swift 16 AI」レビュー (2026年03月10日)
  9. 出張や通勤で荷物が増えても安心な「ミレー ビジネスリュック EXP NX 20+」が27%オフの1万3865円に (2026年03月10日)
  10. 「iPhone 17e」実機レビュー! 9万9800円で256GB&MagSafe対応 ベーシックモデルの魅力と割り切り (2026年03月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年