6年保証にバックプレート付き――アキバで注目される“長持ちパーツ”古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

» 2015年11月09日 18時32分 公開

5年保証のB85マザーやバックプレート付きR9 390Xカードに注目

 メーカー保証の長さで注目されているモデルとしては、ASUSTeKのB85マザー「TROOPER B85」も見逃せない。同社の高耐久シリーズ「TUF」に属しており、軍認定部品を使いサーバグレードの信頼性を確保。それにより5年保証を実現している。ATXサイズで、価格は1万1000円強だ。

 BUY MORE秋葉原本店は「いまさらHaswell世代ですけど、エントリークラスのタフマザーは需要があると思います。そこまで高い性能は求めないけれど、とにかく長く使いたいという人に引きがあるんじゃないでしょうか」と評価していた。

ASUSTeK「TROOPER B85」

 グラフィックスカードでは、SapphireのRadeon R9 390Xカード「R9 390X 8G GDDR5 PCI-E DVI/HDMI/DP3 TRI-X OC」と、R9 380カードの4Gバイトモデル「NITRO R9 380 4G GDDR5 PCI-E DVI2/HDMI/DP DUAL-X OC」、2Gバイトモデル「NITRO R9 380 2G GDDR5 PCI-E DVI2/HDMI/DP DUAL-X OC」がタフさで関心を集めている。価格は順に7万2000円前後と3万7000円強、3万3000円強。メーカー保証期間は1年と平凡ながら、同社の同系統先行モデルにはなかったアルミ製バックプレートがついているのがポイントだ。

 TSUKUMO eX.は「バックプレートがあると、基板裏面にあるチップや回路に素手で触れてダメージを与えたり工具をぶつけたりするのを防げますし、重いカードの場合は自重を支える補強材としての役割も担います。3連ファンを搭載しているR9 390Xはとくに重宝しますね。ほかにも放熱を手助けしたり、デザイン性を高めたりする役割もありますが、カードを長持ちさせることが一番重要だと思います」とバックプレートの有用性を力説する。実際、長めのグラフィックスカードはバックプレートの有無で購入を判断するユーザーも少なくないという。

Sapphire「R9 390X 8G GDDR5 PCI-E DVI/HDMI/DP3 TRI-X OC」

サファイア「NITRO」シリーズのR9 380カード。左端の先行モデル「NITRO R9 380 4G GDDR5 PCI-E DI/DD/H/DP DUAL-X」はバックプレートがない

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