そのSkylakeマザーにも注目モデルが加わっている。ASUSTeKの「SABERTOOTH Z170 MARK1」で、価格は4万2000円弱だ。
高耐久設計の「TUF」シリーズに属するZ170マザーで、表裏を保護プレート「Thermal Armor」で覆われた基板は特徴的だ。Thermal Armorと基板の間の空調を促すための2基の4センチファン、PCI Express x4接続のM.2増設カード「HYPER M.2 X4 MINI CARD」など、オプションパーツを豊富にそろえている。
豪勢な仕様にヒットを期待する声は多い。ドスパラ パーツ館は「Z170のSABERTOOTHは、そういえばなかったという感じですね。ゲーミング系ではなく、高耐久側を求めるお客さんも多いので、それなりの値段はしますが堅実に売れるだろうと思います」と話していた。
ただ、BUY MORE秋葉原本店は先のM.2 SSD絡みの注意点を指摘する。「付属のM.2増設カードはPCI Express x4接続で使えるのが魅力ですが、グラフィックスカードを2枚挿しする場合、使えるのは3番目のPCI Express x16スロットということになります。が、このスロットは標準でx2接続になっているんですよ。UEFIでSATAの5〜6番ポートをオフにして、ようやくx4の帯域が確保できる。このあたりがSkylakeマザーの難しさであり、面白さです。しっかり伝えていかねばと思います」。
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