光モノ人気がじわじわ再興中古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2015年12月07日 15時56分 公開

水冷組み込み済みの980 Tiオーバークロックモデルがギガバイトから登場

 グラフィックスカードで目立っていたのは、ギガバイトのGeForce GTX 980 Tiカード「GV-N98TXTREME W-6GD」だ。12センチファン搭載のラジエーターつき水冷システムを採用しており、価格は12万弱となる。ベース1216MHz/ブースト1317MHzと、オーバークロック幅が大きいのが特徴だ(標準はベース1000MHz/ブースト1075MHz)。

ギガバイト「GV-N98TXTREME W-6GD」

 パソコンSHOPアークは「この高いオーバークロック幅でメーカーサポートが受けられるというところはうれしいですね。価格的にも形状的も人を選ぶところはありますけどね」と話していた。ただ、別のショップからは「このクラスだと12センチ1基の簡易水冷が標準装備されるより、自ら組み立てたいという人が多くなるので、正直刺さる人の範囲は狭いと思います」との声も聞かれた。

 そんな声に応える製品もちょうど同時期に登場している。EK WaterBlocksのGTX TITAN X/980 Tiカード用ブロック「EK-FC Titan X」で、価格は2万7000円弱。同社の水冷キット「EK-XLC Predator 360」に増設するオプションとなる。

 入荷したオリオスペックは「ブロック本体に冷却液注入済みで、アダプタをPredator 360と接続するだけで使えます。リファレンスカード用なのでオリジナル基板の場合は個別の確認や調整が必要ですが、水冷システムの増設という行為自体は簡単にできます」と話していた。

EK WaterBlocks「EK-FC Titan X」

ベースとなる「EK-XLC Predator 360」(左)。チューブの途中に増設部があるのがわかる。価格は3万7000円強

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