続いて各種ベンチマークテストの結果を見てみよう。念のため今回の評価機と製品版のスペックを羅列する。評価機はメモリが2GB(LPDDR3-1600)、ストレージは64GBのeMMCを搭載している。
項目 | 評価機実装 | 製品版 |
---|---|---|
OS | Windows 10 Pro | Windows 10 Home |
GPU | Intel HD Graphics | |
メモリ | 2Gバイト(LPDDR3-1600) | 4Gバイト(LPDDR3-1600) |
ストレージ | 64Gバイト(東芝「064G38」) | 128Gバイト |
光学ドライブ | - | |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac(Intel AC7265AC 2×2 HMC WiFiアダプター) | |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 | |
オフィススイート | なし | なし/Microsoft Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービスモデル |
PC総合性能を評価するWIN SCORE SHAREでは、総合スコアが「3.9」、プロセッサが「5.1」、メモリが「5.5」、グラフィックスが「3.9」、プライマリディスクは「6.8」という結果になった。
CPU性能を評価するCINEBENCH R11.5の結果はCPU(マルチ)「1.03pts」/CPU(シングル)「0.25cb」、OpenGLが「7.27fps」となった。CINEBENCH R15では、CPU(マルチ)「83cb」/CPU(シングル)「22cb」、OpenGLが「10.67fps」という結果になった。
ストレージ性能を計測するCrystalDiskMarkのスコアは、eMMC接続の64Gバイトとしては、書込み速度が少し遅いのが気になるところ。ただし、製品版は仕様が異なるため、あくまで参考程度にとどめて頂きたい。
システム全体のパフォーマンスを評価するPCMark 7の総合スコアは「2248」、Lihtweihtが「1226」「Productivity」が「853」で、System storageのスコアが「3831」と、振るわない結果に。3D描写性能を評価する3DMarkでは、FIRE STRIKE 1.1が「212」、SKY DIVER 1.0が「922」、CLOUD GATE 1.1が「1524」、ICE STORM 1.2が「16327」と、いずれも厳しい数値となっている。
解像度 | 画面表示 | 画質 | FF14ベンチスコア | 評価 |
---|---|---|---|---|
1280×720 | ウィンドウモード | 高品質(ノートPC) | 631 | 動作困難 |
1280×720 | ウィンドウモード | 標準品質(ノートPC) | 870 | 動作困難 |
1920×1280 | 仮想フルスクリーンモード | 標準品質(ノートPC) | 481 | 動作困難 |
1920×1280 | フルスクリーンモード | 標準品質(ノートPC) | 491 | 動作困難 |
解像度 | 画面表示 | 画質 | ドラゴンクエストXベンチスコア | 評価 |
---|---|---|---|---|
1280×720 | ウィンドウモード | 標準品質(ノートPC) | 1624 | 重い |
1280×720 | ウィンドウモード | 低品質(ノートPC) | 1986 | 重い |
3DMarkやFINAL FANTASY XIV:新生エオルゼアベンチマーク キャラクター編でチェックした3D描画性能は、総じてエントリークラスマシン並の性能になった。FINAL FANTASY XIVやドラゴンクエストXの本機でのプレイは難しいだろう。そもそも、ゲームをプレイするマシンではないので、こちらも参考程度にとどめてほしい。
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