大画面フルスペックのパワフルノート「m-Book W」で“下克上”再び高性能でコスパもすごい(2/4 ページ)

» 2015年12月15日 19時00分 公開

最新のクアッドコアCPUとNVIDIAミドルレンジGPUを採用

 基本システムはパワフルだ。CPUには、開発コードネーム「Skylake」で知られるIntel最新の第6世代Coreの中でも高性能なCore i7-6700HQを採用している。

 クアッドCPUコアを内蔵し、Hyper-Threadingで8スレッド同時処理が可能。標準2.6GHz、最大3.5GHzと動作周波数も高速だ。クリエイティブ、マルチメディア、ゲーム、オフィスなど幅広い用途に対応できる処理性能を備える。

 第6世代Coreの導入に伴い、チップセットは最新のIntel HM170 Expressを採用している。前世代の同格チップセットであるIntel HM87 Expressと比べると、PCI ExpressインタフェースがPCI Express 2.0対応からPCI Express 3.0対応となり、データ転送速度が2倍に高速化し、システムバス(CPUとチップセット間のバス)もやはり従来比で2倍に高速化している。この利点は主にストレージ接続でてきめんに効いてくるが、本製品はPCI Express 3.0 x4対応SSDを採用しているため、その恩恵をダイレクトに受けられる。

 グラフィックス機能は、NVIDIAのGeForce GTX 960M(2Gバイト)とCPU内蔵のIntel HD Graphics 530とのハイブリッドグラフィックスを採用している。GeForce GTX 960Mは、NVIDIA最新世代のミドルレンジGPUであり、最新の3Dゲームが標準品質で問題なくプレイできるだけの3D描画性能を持つ。また、NVIDIA製GPUは、Adobe Photoshop CC、Adobe Premiere Pro CCなどのクリエイティブアプリケーションの処理を大きく高速化できるため、クリエイティブユースにも向くだろう。

 なお、GeForce GTX 960MとIntel HD Graphics 4600は、NVIDIA Optimus Technologyにより、アプリケーションごとに切り替えられる。高い3D描画性能が要求されるゲームやクリエイティブアプリケーションなどではGeForce GTX 960Mが、Webブラウズや動画再生などではIntel HD Graphics 530が使われ、性能と消費電力を最適に保たれる。GPUの使い分けの判断は自動的に行なわれるが、NVIDIAコントロールパネルで手動で設定することもできる。

CPUには、Core i7-6700HQを搭載。第6世代CoreのクアッドCPUコアモデルで、Hyper-Threading対応による8スレッド同時実行が可能だ。GPUコアとしては「Intel HD Graphics 530」を内蔵している。内部GPUの3D描画性能はそれほど高くないが、省電力で動画再生などはスムーズに行なえる。ハードウェアエンコーダ機能(Intel Quick Sync Video)も搭載する

外部GPUとして、NVIDIAのモバイル向けミドルレンジGPU「GeForce GTX 960M」(2Gバイト)を搭載している。電力効率が高い第2世代Maxwellアーキテクチャのミドルレンジモデルで、ひととおりの3Dゲームが標準品質でプレイできるだけの3D描画性能を備える

グラフィックス機能は、NVIDIA Optimus Technologyにより、NVIDIA GeForce GTX 960MとCPU内蔵のIntel HD Graphics 530が自動でアプリケーションごとに使い分けられる。使いわけの設定はNVIDIAコントロールパネルから確認でき、手動設定も可能だ

PCI Express x4接続の超速SSDと大容量HDDのデュアルストレージ

 メモリ容量は16Gバイト(PC3L-12800 SO-DIMM 8Gバイト×2枚)、データストレージは、256GバイトのM.2 SSD(PCI Express3.0 x4)と1TバイトHDD(Serial ATA 6Gbps)のツインドライブ構成を採用する。

 M.2 SSDは、PCI Express 3.0 x4に対応する“爆速SSD”としておなじみのSamsung SM951を搭載している。本製品は第6世代Coreの採用にともなって、PCI Express 3.0をサポートするIntel HM170 Expressチップセットを載せているため、本来のPCI Express 3.0 x4で接続できる。

 PCI Express 3.0 x4接続時の公称スペックは、シーケンシャルリード2150MB/秒、シーケンシャルライト1600MB/秒だ。PCI Express 2.0 x4接続時(公称シーケンシャルリード1600MB/秒、同シーケンシャルライト1350MB/秒)を大きく超える爆速感が得られる。

 左側面には光学ドライブとして、トレイローディング式のBD-REドライブ(BDXL対応)を搭載している。最近は据え置き型前提のノートPCやデスクトップPCでも省かれている場合もあるが、使用機会があるならば外付けするより内蔵されていたほうが便利には違いない。本製品のように大柄で、家庭のデジタル機器の中心に据えて使えるような大画面と処理性能も備えている製品では歓迎できる要素といえる。

 通信機能としては、1000BASE-T対応の有線LANを標準装備するほか、無線通信機能として、標準構成ではIEEE802.11b/g/n対応の無線LAN、Bluetooth v4.0を装備する。BTOではより高速なIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(最大867Mbs)に対応したIntel Dual Band Wireless-AC 8260を含め、無線通信機能を4種類から選べる。

 本体装備の端子類も充実した内容だ。映像出力としてHDMIとMini DisplayPortを左側面に搭載するほか、USB 3.0は4ポートを装備。さらに、SDメモリーカードスロット(SDXC対応)、有線LAN、ヘッドフォン、マイクのほか、S/P DIF出力端子(同軸)も備える。液晶上部には200万画素Webカメラも内蔵する。

M.2 SSDは、SamsungのSM951を搭載。第6世代Coreの導入にともない、チップセットも新世代となったことで、PCI Express 3.0 x4で接続した本来の性能を発揮できる。シーケンシャルリード2150MB/秒のパフォーマンスは圧倒的だ
マウスコンピューター/G-Tune

→PC USER特設ページ「mouse computer station」
超コンパクトなスティック型PC「m-Stick MS-NH1」が人気沸騰! 4K対応IGZO液晶+GTX 970Mの快速ゲーミングノートも!!


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月12日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  3. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  4. マウス社長が3日間“フル参戦”した理由とは? 大阪・梅田のど真ん中で起きた“eスポーツ×地域振興”の化学反応 (2026年02月11日)
  5. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  6. ソニーが「Blu-ray Discレコーダー」の出荷と開発を終了 代替の録画手段はある? (2026年02月09日)
  7. 32GBメモリが6万円切り、2TB SSDは3.3万円から 価格上昇が続くアキバで見つけた高コスパパーツ (2026年02月07日)
  8. ASRock、“CPU起動トラブルを解決”するSocket AM5マザー用のβ版BIOSを公開 (2026年02月10日)
  9. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  10. 梅田の街がeスポーツに染まった3日間――「Osaka GeN Scramble」で見えた、地域とデバイスが融合する最新イベントの形 (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年