大画面フルスペックのパワフルノート「m-Book W」で“下克上”再び高性能でコスパもすごい(3/4 ページ)

» 2015年12月15日 19時00分 公開

17.3型の大画面フルHD液晶ディスプレイ

 17.3型ワイドサイズの液晶ディスプレイは、フルHD(1920×1080ピクセル)表示に対応する。画素密度127ppiと最近の高画素密度ディスプレイを見慣れている人にはやや粗く感じるかもしれないが、大画面のため1920×1080ピクセルの解像度でもテキストやアイコンのサイズを変更せずに100%表示で利用できる。テキストやアイコンの表示サイズを拡大するとアプリケーションによっては、表示が崩れたりぼやけたりする場合があるが、そういう心配はなく使えるのはメリットだろう。

液晶ディスプレイのサイズは17.3型と大型。表示解像度は1920×1080ピクセルに対応している。ノングレア仕上げで映りこみも少ない

 液晶の配向技術は特に記載がないが、上下の視野角が狭いことからTN方式と思われる。表面は非光沢のノングレア仕上げのため照明などが映りこみにくく、ゲームや映画などで暗いシーンが多い場合も映り込みが気になりにくい。

 i1 Display Proを利用した液晶ディスプレイの測定結果は、色温度が7550K、輝度が333カンデラ/平方メートルだった。色域は掲載した色度図(Color ACで作成)に見るとおり広く、sRGBカバー率93.8%、sRGB面積比105.8%だった。標準では青が強く、少しクセのある色味だが、調整すれば印象の良い表示でゲームやエンターテイメントが楽しめるだろう。

エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」を用いて液晶ディスプレイの計測を行ない、作成したICCプロファイルをPhonon氏制作の色度図作成ソフト「Color AC」で表示した。実線が本製品の色域で、点線で示したsRGBの色域とは若干ずれているものの、カバー率は93.8%、面積比105.6%と広色域を示した(画面=左)。i1 Display Proの計測結果から作成したICCプロファイルのキャリブレーション補正カーブ。緑は素直な45度の直線だが、中間部を中心に赤のラインが少し上に、青のラインはかなり下に補正されている。標準では青が強く、赤が弱めであることを示す(画面=右)

 ステレオスピーカーはキーボード奥に内蔵されている。音響効果ソフトウェアとしては、SoundBlaster Cinema 2を導入しており、ダイナミックレンジ調整、バーチャルサラウンド、セリフ強調などさまざまな音響効果が利用可能だ。音楽やゲーム、映画などコンテンツ別にプリセットが用意されており、これらを選択することで、上記の特殊効果を最適に適用したサウンドが楽しめる。

音響効果ソフトウェアとしてSoundBlaster Cinema 2が導入されている。音楽やゲーム、映画などコンテンツ別に最適化されたプリセットが用意されており、ゲームやエンターテイメントを良好な音質で楽しめる

ゲーミングにも対応するテンキー付きキーボード

 キーボードは6列配列のアイソレーションタイプで、テンキーを搭載している。キーピッチは約19×19ミリ、キーストロークも約2ミリと深めに確保されている。スイッチの感触も良好で、キーボードユニット下の剛性も高く、あえて強くタイプしてもボディ全体がたわむような感触は一切ない。パームレストも広くて安定感がある。

6列アイソレーションタイプのキーボードを搭載する。カーソルキーがミスタイプしやすい配置にあるが、ストロークは深めで、スイッチの感触も良好だ

 ただ、Enterキーとその右にあるテンキーの間隔は実測で約4.5ミリほどとあまり広くはない。また、カーソルキーが基本キーと同列でテンキーにまたがるように配置されているため、慣れるまではミスタイプしやすい印象を受けた。品質自体は良く、配置に慣れさえすれば、長文入力にも耐えるキーボードといえる。

 また、PCゲームで多用するW/A/S/Dキーは赤い矢印をプリントして強調されているほか、バックライトの光量調整や、Zキーと誤入力しやすい左Windowsキーを無効化する設定ツールも用意されている。さらに、キーボードマクロを登録して利用できる「FLEXIKEY」ユーティリティも導入されている。これらは、同社のゲーミングノートPC「G-tune」シリーズにも見られる仕様だ。

 キーボード手前には大きなタッチパッドがある。左右独立型のボタンはストロークが深く、スイッチの感触もしっかりしていて、カチカチとした安っぽい音がしない点が好印象だ。シナプティクス製のドライバが導入されており、2本指でのスクロールやズームや回転などのジェスチャー機能、チャーム表示などのエッジスワイプ機能などが利用できる。

Control Centerユーティリティには、バックライト光量の設定、左Windowsキーの無効化のほか、ファン速度や省電力設定などさまざまな設定が用意されている

キーボードマクロユーティリティの「FLEXIKEY」もプリインストールする。複数キーの組み合わせやテキストメッセージをホットキーに登録して、すぐに送信できる

タッチパッドにはシナプティクス製のドライバが導入されており、2本指での上下左右スクロールや、回転、つまみズームといったジェスチャー機能が利用できる
マウスコンピューター/G-Tune

→PC USER特設ページ「mouse computer station」
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